昨年、体操の世界選手権男子個人総合で史上初の5連覇を達成した内村航平（26）が、『第49回ビッグスポーツ賞』を受賞し16日、都内で行われた表彰式に出席した。

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　この日は、日本オリンピック委員会（JOC）に加盟するさまざまな競技の一流選手が一堂に会したこともあり、その感想を聞かれた内村は「大谷（翔平）選手を見て『野球選手って大きいな』と…」としみじみ。162センチの内村にとって、193センチの大谷は想像以上に大きかったようだ（身長はどちらも公式プロフィールより）。

　昨年の世界選手権は、個人総合優勝こそ果たしたものの、団体では中国に次ぐ2位に終わった内村。「（今年は）団体金メダル。昨年も団体を重視したので同じ流れでできたら」と目標を掲げた。「今年にかける思いは」と問われると「今年オリンピックが来てもいい、という気持ちでやっていけたら」と語っていた。

　テレビ朝日が、前年のスポーツ界で優れた成績を残した個人や団体を表彰する同賞。ビッグスポーツ賞は内村のほか、ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダリストの羽生結弦（20）が獲得した。

■その他の受賞者は以下の通り

【特別賞】
葛西紀明（スキージャンプ）
高梨沙羅（同）
平野歩夢（スノーボード）
浅田真央（フィギュアスケート）
錦織圭（テニス）
萩野公介（水泳）
吉田沙保里（レスリング）
伊調馨（同）
登坂絵莉（同）
海老沼匡（柔道）
中矢力（同）
宇高菜絵（同）
ソフトボール女子日本代表

【五輪奨励賞】
白井健三（体操）
渡部香生子（水泳）

【新人賞】
近藤亜美（柔道）

【特別功労賞】
星野仙一（野球）

【Road to 2020奨励賞】
岩出玲亜（陸上）
阿部一二三（柔道）
山口茜（バドミントン）