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秋元才加、特別救助隊の訓練に体当たり演技で新境地「何か変わるんじゃないか」

 人気アイドルグループ・AKB48を卒業後、女優として着実にステップアップしている秋元才加(26)。19日放送のTBS系『テレビ未来遺産 ORANGE〜1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語〜』(後9:00〜11:09)では、特別救助隊を目指す女性消防士役に起用され、神戸市消防局の指導の下、消防学校などで厳しい訓練シーンにも体当たりで挑んだ。秋元は「ここまで体を張った芝居を観ていただく機会はなかったので、このドラマが放送されたら何か変わるんじゃないかとドキドキしています」と目を輝かせる。

秋元才加が特別救助隊を目指す女性消防士役を熱演(C)TBS

秋元才加が特別救助隊を目指す女性消防士役を熱演(C)TBS

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 消防学校などでの訓練を経験し、「肉体的にも精神的にも鍛えられた」と手応えを語る秋元。「斜めの斜面を腕の力だけで登る訓練で、残り3メートルのところでつらくて止まってしまったら、教官から『そんなんじゃ、人助けられへんぞ、負けてえぇんか』と言われ、涙が出てしまった。人を助けるって簡単じゃない。想像以上の努力をしないと救助なんてできない厳しさを思い知りました」と述懐する。

 高さ7メートルの場所に張られたロープを渡る訓練のシーンも「気持ちがあればなんでもできる」とやりこなし、その頑張りは、秋元が女優として“成長している”ことを実証し、“もっと成長できる”という期待をも周囲に与えるに違いない。少なくとも撮影に協力した消防関係者や製作陣からは、秋元の身体能力や仕事への真摯な姿勢を高く評価する声が聞かれた。

 同ドラマは、20年前の1995年1月17日、神戸をはじめ兵庫県南部地域を襲った阪神淡路大震災に立ち向かった消防士たち100人以上に取材して作り上げた物語。タイトルの「オレンジ」とは、人命救助のために特別な訓練を受けた、全消防士のわずか3%の人間、特別救助隊員だけに着ることが許された救助服の色。「オレンジ」は消防士にとって誇りであり、憧れでもあり、現実世界の“ヒーロー”の象徴だ。

 昨年も日本は大きな自然災害に見舞われ、特別救助隊の活躍がニュースで報道されていたが、それはごく一部にすぎず、私たちの知らないところで彼らは助けられなかった命に何度も直面し、悔しさ、憤り、無力感、そして果てしない悲しみを乗り越え、日々、命の最前線で戦い続けている。どんな想いを持ち、自分の命を顧みず人を救おうとするのか。

 阪神淡路大震災の当時、小学1年生だった秋元は「今回、改めて震災について調べ、現場にいた消防士の方から直接お話しを聞くこともできて、とても勉強になりました」と感慨を込めて語る。

 「阪神淡路、そして東日本大震災で被災された方の気持ちを汲んで役に出したいと、やり甲斐を感じたと同時に、自分の仕事に大きな責任があることを実感しました。消防士が普段どういう仕事をしているか知らないことも多い。消防士の方も皆、人間で、家族がいて、それぞれいろんな動機があって命を救う仕事をしている。このドラマでは、それをかなり踏み込んで描いているので、一日一日を生きていくことの重みを再認識するきっかけになるようなドラマになっていると思います」。

関連写真

  • 秋元才加が特別救助隊を目指す女性消防士役を熱演(C)TBS
  • 神戸市の消防学校でロープ高さ7メートルに設置された20メートルのロープを渡る訓練の様子(C)TBS
  • TBS系ドラマ『ORANGE〜1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語〜』1月19日放送(C)TBS
  • TBS系ドラマ『ORANGE〜1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語〜』1月19日放送(C)TBS
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