頭突きで瓦を割るクレディセゾンのCMでブレイクを果たした女優・武田梨奈が、8日に都内で行われた、連ドラ初主演ドラマ『ワカコ酒』の放送記念特別上映会の舞台挨拶に登壇。同CMで日本のみならず世界でも注目を集めた武田は、2014年を感じ1文字で表すと？」と報道陣からを聞かれると「『瓦』です」と笑顔で即答した。

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　本作は、新久千映による累計50万部を突破した大人気グルメマンガの実写ドラマ化。酒呑みの舌を持って生まれた26歳のOL村崎ワカコが、様々なお店を訪れ、ひとり酒を堪能する日々を描く。

　日本を代表する本格派アクション女優としても定評があり、『デ☆ビュー』元読者でもある武田は（『デ☆ビュー』2014年12月号参照）は、今回が連続ドラマ初主演。主演決定の話を聞いたときは「本当に私でいいのかな？って思いました。最初はアクションものなのかな？と思ったら、全く違う感じで、すごく可愛らしい作品だったので、なおさらプレッシャーを感じました」と振り返りつつ、「未だに実感がないですが、撮影が終わってみて、変な意味ではなく自信があるので、早く観てもらいたいです」とアピール。

　演じたワカコについては、「私もひとりでぷらっとお店に入っちゃうタイプなので、ひとりの時間が好きという部分は似てるなと思いました」と話し、ひとり酒については、「お酒はもともと好きなんですけど、量は飲めなくて、お誕生日のときとかのイベントに飲むくらいだったんです。でも、この作品に関わらせて頂くことで、ひとり酒に挑戦してみたら、むしろ、ひとり行動が好きな自分には、ひとり酒の方が合っているなって思いました」と笑顔でコメント。

　グルメドラマということもあり、撮影中は本物のお酒を飲んで撮影に挑んだそうで、「（撮影中）『私はぜんぜん大丈夫です。シラフです！』って言っていたんですけど、ところどころ監督に『酔っぱらっているでしょ？』ってツッコまれて…。先日アフレコで、ちょっとだけ映像を観たんですが、ちょっとふら〜っとしている場面もあったので、実際に酔っぱらっている場面もあるかもしれません」と照れ笑いを見せた。

　また、美味しい酒の肴とお酒を堪能するシーンが多く、撮影中に5kgほど太ってしまったそうで「1話と最終話の顔の大きさがぜんぜん違うんです。でも、監督たちから『ふっくらした感じがワカコっぽくていいんじゃない？』って言って下さったので、その言葉に甘えて、撮影中はあまり気にしてなかったです。これから戻します」と苦笑い。また、撮影中に大変だったことを聞かれると「セリフがあまりなくて、ほとんどが心の声で、現場ではしゃべらないので、その表現の仕方が最初はすごく難しかったです」と、撮影を振り返った。

　最後に、今年1年間を振り返った武田は「今年は本当に初めてのことをたくさん経験させていただきました。ドラマもそうですが、あまり経験のないバラエティやCMなどに挑戦させていただいて。最近は、街中で『瓦のねえちゃんだ』って声をかけてもらうことが増えたので、来年は『ぷしゅー』のおねえちゃんだっていわれるように頑張ります!!」と宣言した。

　BSジャパン・連続ドラマ『ワカコ酒』は、2015年1月8日スタート、毎週木曜 午後11：30〜（30分／全12話）で放送。