近年、赤ちゃんの寝姿を洋服や小物でアレンジしてかわいい写真を撮る“寝相アート”が、SNSを中心に「癒される」「かわいい」と話題になっている。そんな大人たちの盛り上がりの一方で、「日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が短い」という事実が明らかに。そんな現状を受け、ベビー用品・乳幼児玩具メーカーのコンビでは、赤ちゃんの睡眠環境や質の向上させるための『もっと快適プロジェクト』を発足。心身共にリラックスできる寝姿勢を追求した製品づくりをテーマに活動している。 世界16ヶ国0〜3歳児の睡眠時間を調べたレポートによると、日本の赤ちゃんの睡眠時間は【11.37時間】ともっとも短い結果に。同調査で1番睡眠時間が長かったニュージーランドに比べると2時間近く、全体平均と比較しても、1時間近く下回ったという。同プロジェクトでは、赤ちゃんの睡眠の“量”はどうしても親の生活環境に左右されるとしながら、快眠を生むポイントとして睡眠の“質”に注目。体に負担がかかる無理な姿勢でのうたた寝だと、血行障害や慢性的な睡眠不足を招くと指摘している。
2014/12/09