2人組ユニット・スキマスイッチの新曲「星のうつわ」（12月3日発売）が、アニメ映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』（12月6日公開）の主題歌に起用されることが23日、明らかになった。

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　2人に「誰もみたことのない成長した主人公うずまきナルトの心を表現するような、優しくて力強い大きな世界観の楽曲」をオファーした廣部琢之プロデューサーは「月日が過ぎても耳にするだけで映画のシーンや登場人物の表情が鮮明によみがえる、そんな楽曲を作っていただいた」と太鼓判。

　大橋卓弥は「誰か一個人を愛するというよりはもう少し大きな“愛情”、人が人として伝えていきたいこと、命の連鎖、継承、そんな僕たちなりの“人間愛”を幅広い世代の人たちに届けられたら」と思いを込め、常田真太郎は「途切れることのないさまざまな連鎖が寄り集まって、この世界、この宇宙になっていく。そんなことを考えると何気ない景色もまた違った意味を帯びてくる、そんなことを思いながらこの楽曲を作りました」と話している。

　2人は今作品でアフレコにも挑戦しており、収録現場には主人公のうずまきナルトが応援に駆けつけ、「スキマスイッチの2人が今回の映画のために書き下ろしてくれた曲が心に沁みたってばよ！　この曲を聴くと不思議と父ちゃんや母ちゃん、大切な人たちのことを考えずにはいられないっていうか、うまく言えねえんだけど自然と涙がこみ上げてくるぜ。大橋さん、常田さん！　素敵な曲をありがとうだってばよ！」と絶賛のコメントを残していった。

　同作は、1999年から『週刊少年ジャンプ』（集英社）で連載されている岸本斉史氏の漫画原作の劇場版アニメ最新作。今作は岸本氏がキャラクターデザインに加えてストーリーの総監修を務め、「ナルト、最後の物語（エピソード）。」というキャッチコピーとともに「劇場版 NARUTO-ナルト-」シリーズが完結することになっている。また、15年の長期間にわたる連載も11月10日発売号で最終回を迎えることも発表され、原作にはない空白の時を描く同作に注目が集まっている。

　テレビ東京系で放送中のアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』（毎週木曜　後7：30）の30日の放送回で、「星のうつわ」が使用された映像がいち早く披露される予定。また11月1日からは、全国の映画館（265館）で予告編が上映される。