『ゲド戦記』『コクリコ坂から』の宮崎吾朗監督が、初めてテレビアニメシリーズに挑んだ『山賊の娘ローニャ』(全26話)が、きょう11日、NHK・BSプレミアムで午後7時から放送開始される。初回は48分の拡大版。第1話「かみなりの夜の子」と第2話「はじめての森へ」を2話連続放送する。
同アニメは、『長くつ下のピッピ』で世界的に著名なアストリッド・リンドグレーンの名作ファンタジー小説『山賊のむすめローニャ』(訳:大塚勇三)を元に、山賊の娘として生まれたローニャの成長をとおして描く、家族物語。
すでに、各方面で話題になっているとおり、同作の特色のひとつは宮崎監督がスタジオジブリを離れ、伝統的な手描きとは異なる「3DCG」に挑戦していること。キャラクターなどはコンピュータグラフィックス(CG)を駆使して立体的に造形し、それをさらに「手描きで描いたような」質感で表現。背景の描写でも、森の木々や岩は精緻な水彩画、躍動感あふれる川の流れはCGで表現し、それらを違和感なく組み合わせるCGと手描きの高いレベルでの融合を目指すなど、アニメーションの新しい可能性に挑んでいる。
9月2日に同局で行われた完成試写会で宮崎監督は「3DCG結構いけるじゃん、というのがありまして、アニメーションに関しては今後もっと良くなっていくんじゃないかと思います」と手応えを語っていた。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズが担当している。
同アニメは、『長くつ下のピッピ』で世界的に著名なアストリッド・リンドグレーンの名作ファンタジー小説『山賊のむすめローニャ』(訳:大塚勇三)を元に、山賊の娘として生まれたローニャの成長をとおして描く、家族物語。
すでに、各方面で話題になっているとおり、同作の特色のひとつは宮崎監督がスタジオジブリを離れ、伝統的な手描きとは異なる「3DCG」に挑戦していること。キャラクターなどはコンピュータグラフィックス(CG)を駆使して立体的に造形し、それをさらに「手描きで描いたような」質感で表現。背景の描写でも、森の木々や岩は精緻な水彩画、躍動感あふれる川の流れはCGで表現し、それらを違和感なく組み合わせるCGと手描きの高いレベルでの融合を目指すなど、アニメーションの新しい可能性に挑んでいる。
9月2日に同局で行われた完成試写会で宮崎監督は「3DCG結構いけるじゃん、というのがありまして、アニメーションに関しては今後もっと良くなっていくんじゃないかと思います」と手応えを語っていた。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズが担当している。
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2014/10/11