世界中で高い人気を誇る『スター・ウォーズ』のアーケードゲーム『スター・ウォーズバトルポッド』の新製作発表イベント『NEW GAME ANNOUNCEMENT EVENT』が、現地時間10月８日（水）ニューヨーク「MARQUEEN NY」にて行われた。

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ポップカルチャーファン待望のイベント、ニューヨーク・コミック・コン（NYCC）が10月9日から12日まで開催されることもあってか、世界中メディアや地元のパワーブロガーなどが集まり、盛大な製作発表イベントとなった。

■『スター・ウォーズ』のテーマ曲とともに登場！

「50年にわたる『スター・ウォーズ』の歴史は、単なる“すばらしい”映画シリーズに留まらず、マンガ、本、おもちゃ、ゲーム、そして色々なメディアをも生み出しました。そして今日、バンダイナムコから興奮するような新商品をリストに加えることができ、本当に嬉しいです。その商品は『スター・ウォーズバトルポッド』です」と、バンダイナムコアミューズメント・アメリカ社CEO　ジョン・マッケンジー氏の挨拶後、『スター・ウォーズ』のテーマ曲とともに噂のアーケードゲーム本体が姿を表した。

■まったく新しい体感ゲーム『スター・ウォーズバトルポッド』

　『スター・ウォーズバトルポッド』とは、バンダイナムコが生み出したドーム型のプロジェクションスクリーンを用いた、アーケードゲーム。半球型大画面モニターに視界の全てを覆う映像を映し、振動するシート、スピード感を演出するファン、射撃の手応えが得られる振動レバー、サラウンドスピーカーなどが搭載されている、体感装置ゲームだ。

■コンセプトは“全身で飛び込む”

　「“全身で飛び込む”というコンセプトの実現には振動機能やサラウンド、ウーファーや送風機構を用いて『体感』をデザインすることにこだわりました」と語るのはバンダイナムコ　チーフインダストリアルデザイナーの三枝氏。自身もスター・ウォーズの大ファンでコレクターでもあることから、細部にいたるまでの熱いこだわりを語った。

■子供の頃の夢が原動力となり実現できたゲーム

　同社のデベロップメント・プロデューサー兼チーフディレクターである大脇氏は「X-WINGに乗り、スピーダーバイクで駆け回りたい！　子供の頃の夢が原動力となり実現できたゲームです。さらにこのゲームだけの特別なシーンも作ることができました」と続いた。
さらに日本のバンダイナムコ ゲームスからエグゼクティブプロデューサーの河野氏、リードプロデューサーの井本氏からは、「構想から製作までは、3年ほどかかりました。ドーム型のプロジェクションスクリーン自体は、約10年前から存在していましたが、技術の向上やゲームのノウハウを重ねて、ようやく『スター・ウォーズ』のゲームができる、と開発がスタートしました。社内には『スター・ウォーズ』のファンが多く、ドーム型のプロジェクションスクリーンの技術をつかったゲームの実現を願う社員が大勢いたんです」（井本氏）
「『スター・ウォーズ』は子供の頃、父親に連れて行ってもらった思い出の映画です。大人になってまさかこの作品に携わるなんて思っていませんでした。父には思わず「俺、いまスター・ウォーズの仕事してる」って電話してしまったくらいです」（河野氏）

■ダースベーダーとストーム・トルーパーが壇上登場！

　『スター・ウォーズバトルポッド』は、エピソードIV〜VIのなかから、「ヤヴィンの戦い」「ホスの戦い」「エンドアの戦い」「デス・スターII」の4つのシーンが切り出されているが、さらに今回特別にダースベーダーのステージがオリジナルで用意されている。このゲームだけに用意された特別なシナリオだ。主役のダースベーダーとストーム・トルーパーがゲストとして登場した。

■映画『スター・ウォーズ』のなかに入った気分を体験できる

　X−ウイング、スノースピーダー、スピードバイク、ミレニアムファルコンなど、映画にでてくる憧れの乗り物も180度のド迫力スクリーンのなかで操縦することができる。本当に映画の中の『スター・ウォーズ』に入った気分を体験できるのが、このゲーム最大の魅力だ。

■「DABE&BUSTER’S」で限定先行リリース中

　この『スター・ウォーズバトルポッド』、日本での登場はまだ未定だが、米国では2015年１月から導入される。さらに、10月８日から11月2日までの限定ではあるが「DABE&BUSTER’S　ニューヨーク店」（234 W. 42nd St., 3rd Floor New York, NY 10036 ）にて体験することが可能。