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ウーマン村本、キンコン西野に憧れていた「こんな奴ですけど、憧れの気持ちは変わらない」

 人気バラエティ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で12.5%(ビデオリサーチ・関東地区)という高視聴率を獲得した「ギスギスしてるけどキングコング同期芸人」に出演したキングコング・西野亮廣とウーマンラッシュアワー村本大輔の同期対談が実現。“エリート”としてデビューから人気を獲得したキンコンと、長年“底辺”だったウーマン。現状では互いの事をどのように見ているのだろうか?

キンコン西野への憧れを恥ずかしそうに告白するウーマン村本

キンコン西野への憧れを恥ずかしそうに告白するウーマン村本

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■キンコンはエリートだったから謙虚さを忘れてる!!(村本)

――『アメトーーク!』の「同期芸人」の回では、それぞれメンバーのブレイクのタイミングを、“はねる期”“M-1期”“ピカル期”“THE MANZAI期”と分けて説明してましたね。キングコングは早くからブレイクして同期の頂点に、対する村本さんは“THE MANZAI期”まで、常に最下層だった。
【村本大輔】ですから、逆にありがたかったですね。地べたを這いつくばってきた時期が長かったからこそ分かる痛みというか……。
【西野】(寄ってきた蚊を何気なく手で叩く)

【村本】……まぁ、僕だったら無駄な殺生もしませんし。
【西野】え〜!! そんなところにも噛みついてくんの!?

【村本】僕には、今の行為が伸びてきた若手をつぶす瞬間に見えましたよ!
【西野】 メチャクチャやなお前(笑)。
【村本】やっぱりですね、ずっとエリートで来たからこそ謙虚さを忘れているんです。だって先ほど「キングコングさんは早くから同期の頂点に」って言われたじゃないですか? それをなんの恥ずかしげもなく頷いているんですよ、この男は!! 普通、謙遜するでしょ!?

(一同爆笑)

【西野】 それはゴメン! スッと入ってきてもうたわ(笑)。

■村本は、自分の良さに周りも自分自身も気づかなかったタイプ(西野)

──今回、『同期芸人』をDVDを観返して思ったのが、同期芸人の方から一様に「まさか村本がこんな風になるとは…」っていう声が聞こえてきたのが印象的だったんです。
【西野】あ! それは確かにそうですね。
【村本】山ちゃんとかもそう言うよね。
【西野】そうそう。大体、同期の中でも生き残る人間って、やっぱり1年目から目立つ存在なんですよ。今、活躍している人間も、みんなやっぱり最初から気になる奴やったんです。村本だけなんですよ! 1年目に気になる存在じゃなかったのって(笑)。

──全く眼中になかった(笑)。
【西野】でも、村本は同期の中で自分より笑い戦闘力の低そうな奴を2人くらい連れて“村本軍団”を結成していたらしくて。
【村本】うん……だから、1年目から目立っていた連中とは、(NSCで)全く絡んでいないんです。まさに富裕層と最下層という感じで。

──全く印象が薄かったんですねぇ。
【西野】ただ村本の場合は、もともと左バッターなのに「何かみんな右で打ってるし、右に直すか」ってなってたと思うんです。だから、自分の良さに周りも村本自身も気づかなかったタイプだと思うんですよ。

──無理やり矯正して個性を消してしまったと。
【村本】そうです。で、ある時期それをやめて本音言い出した瞬間に弾けたというか……ちゃんと本来の左打ちに戻したらバッコンバッコン打ち出したみたいな(笑)。

■先輩には嫌われ、後輩からも「お前が売れたら死んだるわ!!」って言われ…(村本)

──村本さんご自身もセオリーを重視していた時期があったと認識していますか?
【村本】そうですね。こうしたらウケると言われたことを実践してたんですけど、全然上手くいかなくて。まさか、自分本来のバッティングフォームが変だとは思いませんでしたよ。もっと綺麗な、イチローみたいな感じだと思ってたんですけど(笑)。
【西野】俺、こんなガニ股やったんやって(笑)
【村本】うん。

──きっかけなんて些細なことなんですねぇ。
【村本】ただ、そのきっかけがずっと分からなくて……。同期では空気みたいな存在だったし、先輩には正直嫌われてましたし。「お前が売れたら死んだるわ!!」って、後輩に言われたこともあるし

(一同爆笑)

【西野】後輩に!?
【村本】駆け出しのころ、お笑いオーディションを受けるときに朝早く並んでエントリーするんですよ。で、エントリーした者だけが受けれるんですね。で、そのとき先輩やから調子に乗って割り込んだら「何やねんアイツ! アイツが売れたら死んでもええわ!!」って……。
【西野】 それ……完全にお前が悪いやん(笑)。

■西野に「大学生みたいなボケすんな」って怒られた数年後、コイツが“元気な大学生”ってあだ名つけられ(村本)

──同期でも空気だったからこそ、西野さんの独演会にお忍びで観に行ってたんですよね?
【村本】そうです。(得意げに)ファンでしたからね、西野の!!
【西野】京橋花月やったなぁ……まぁ、今も「西野のファンでした」って言われても自然に受け入れてもうたけど(笑)。

──アハハハハ! でも、それって若手の時になかなか出来ることじゃないですよね。
【西野】確かに! 今だったら「面白そうやなぁ」って感じで気軽に行けますけど、当時はねぇ…。
【村本】いや、メチャクチャ恥ずかしかったよ! 誰も僕のことなんて知らないのに変装して……。僕、西野のブログも毎日読んでいたんですよ。当時、西野はブログで色々なアンチと戦っていた時期だったんですね。結構敵も多いじゃないですか。僕もそこら辺が似ているし、西野の怒りも理解できた。だから、ブログを読んでいて「あ、もしかしたら、初めて友達が出来るかも…」って。
【西野】アハハハハ!

──凄くシンパシーを感じていたワケですね。同じ炎上芸人として(笑)。
【村本】(恥ずかしそうに)はい。でもですよ! 僕がそんな気持ちを持っていたのに、キングコングとライブで共演した時に、西野から「大学生みたいなボケすんなや!!」って冷たく言われて…。

──『同期芸人』の回で再現VTRとして登場したトラウマとなった出来事ですね(笑)。
【西野】いやいや! 同じ板の上に立ってる人間にそんな冷たいセリフは吐かんて(笑)。
【村本】言いました! 僕はもうビックリしまして。「え〜!? 大学生じゃ……ないし」って。

【西野】(笑)。軽い感じで「大学生か!」みたいな感じやったやろ!
【村本】スベった仲間をプラスに変えるようなツッコミだったら良かったけど、全く違いますから(キッパリ)。で、ある日テレビ観てたら、有吉(弘行)さんから“元気な大学生”ってあだ名付けられてて。「あれれ!?」と思って

(一同爆笑)。

【西野】いや〜返ってくるもんやねぇ〜(笑)。

──じゃあ、ウーマンラッシュアワーが『THE MANZAI』で天下を取った現在、2人の関係性も変化しましたか?
【村本】いえ。こんな奴ですけど、憧れの気持ちは変わりません。 絵本を書いたり個展開いたりもしつつ、新作漫才もどんどん出してますから。やっぱりファン目線は消えませんね。才能の塊ですよ。
【西野】……(黙って頷く)。
【村本】ね! また自然と受け入れたでしょ。オマエ、信じられんわ!!

──凄い吸収力ですね〜。
【西野】何も言うてへんやん!! どうせい言うの(笑)。

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