ロックバンド・X JAPANのボーカル・Toshlが25日、都内で著書『洗脳 地獄の12年からの生還』(講談社)の出版記念記者会見を行った。Toshlは12年にわたる苦悩の日々や恐怖体験など洗脳騒動の真実を書き下ろした同書について「この本を若い人、子どもたち、その親たちに読んでもらい、将来ある若い人たちが(自分のように)道を踏み外さないためのきっかけになれば」と出版にいたる動機を語った。
また、“洗脳”に取り込まれていくまでの経緯について「1997年ごろ、東京ドームでパフォーマンスをしたり、CDが売れたり、表面的にはそうだったが、家族が強欲になったり、友人がカネを目の前にトラブルを起こしたり、人の“強欲”を目の当たりにした」と回顧。さらに「Xが海外進出を目指し始めた頃で、自分のボーカル力が世界に通用するか悩んでいた時期」であったと説明した。
報道陣からの「(洗脳によって)大きなチャンスを逃したかと思うか」との質問には、「今までの時間は必要だったと割り切って考えている」ときっぱり。「歌、声、気持ちの状態は今の方が良いし、そのためにいろいろな経験が必要だったし、この年齢で新たなチャレンジをできることが喜び」としみじみ語った。
今回の洗脳によって受けた傷、痛みが消えることはないというToshl。だが「(洗脳を)少しでも伝えることで人生を前に進められるのだと思う。洗脳の経験は大変なものだったが、表現者として形にしていくことが自分にとっての光、希望になると信じている」と前向きに話していた。
また、“洗脳”に取り込まれていくまでの経緯について「1997年ごろ、東京ドームでパフォーマンスをしたり、CDが売れたり、表面的にはそうだったが、家族が強欲になったり、友人がカネを目の前にトラブルを起こしたり、人の“強欲”を目の当たりにした」と回顧。さらに「Xが海外進出を目指し始めた頃で、自分のボーカル力が世界に通用するか悩んでいた時期」であったと説明した。
報道陣からの「(洗脳によって)大きなチャンスを逃したかと思うか」との質問には、「今までの時間は必要だったと割り切って考えている」ときっぱり。「歌、声、気持ちの状態は今の方が良いし、そのためにいろいろな経験が必要だったし、この年齢で新たなチャレンジをできることが喜び」としみじみ語った。
今回の洗脳によって受けた傷、痛みが消えることはないというToshl。だが「(洗脳を)少しでも伝えることで人生を前に進められるのだと思う。洗脳の経験は大変なものだったが、表現者として形にしていくことが自分にとっての光、希望になると信じている」と前向きに話していた。
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2014/09/25