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神戸学院大に聞く 「グローバルな人材」ってどんな人?

 「グローバル化」と言われる現代。これからの時代を担う中高生にも、これまで以上の英語力が求められると言われる。それに伴い、各大学でも語学力強化やTOEICの点数等、スキルアップに力を注ぐ動きが高まっているが、そもそも、語学力があれば“グローバルな人材”になれるの? 2015年4月に「グローバル・コミュニケーション学部」を新設する神戸学院大学。外国語学部が少ない兵庫県でグローバル育成に力を入れる同大学に話を聞いてみた。

 「通訳や翻訳ができるような語学のエキスパートを育てるのとは、ちょっとイメージが違う。人の言葉を通訳するだけの人はもういらない。自分の言葉で発信できる人を育てたいんです」と話すのは、学部立ち上げの指揮をとった伊藤茂副学長。人との会話は教科書通りにはいかないし、目の使い方、表情、声色…すべてトータルで表現してこそ気持ちが伝わるもの。また、ビジネスシーンだけでなく、日常生活でも言いたいことを正確に、必要な分量で、社会人として正しく話せる能力が求められるのもまた日本語と同じだ。語学力、知識力、他国の文化も受け入れ尊重できる人間力…。言葉以外にも大切なことが多数ある。

 能動的に動ける力も必要だと話すのは、中西のりこ准教授。語学はあくまでもツールであり、「自分自身が課題を見つけどう人に伝えるかが大切」という。栗原由加准教授も「大きい組織の下につけば安泰だと考えるのではなく、むしろ自分が新しい仕事の先駆けとなって欲しい」とコメント。語学力のみならず、自ら道を切り開く力も必要だと説く。

 とはいえ、やはり日本人にとって最初のハードルは“語学力”であることはまぎれもない事実。シャイな日本人はボディランゲージに対するハードルが高いうえに、英語というだけでつい身構えてしまいやすいからだそう。新設される同学部は3年次の前期に全員が半年間留学する点が大きな特長。日本で語学力を徹底的に鍛えてから送り出すという。

 「歴史や文化に経済社会? それは語学力とコミュニケーション力がつけば自然にあとから興味が湧いてきます。その時、対応できるのが総合大学の強みです。学生たちには興味のドアを開ける様々なキーを手にしてほしい。そして世界各地でいろんな働き方をする人がいて、“卒業生を渡り歩けば世界一周できる”なんていうのが理想ですね」(伊藤副学長)。



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