女優の市川由衣が25日、都内で行われた映画『海を感じる時』(9月13日公開)完成披露試写会に出席した。8年ぶりの単独主演作は「女優を始めて14年くらい。人生をかけて挑んだ映画。いまの自分にできることをやれた」と自信をにじませ、終盤には「私自身、思い入れのある作品。早く観てもらいたい」と完成に思わず感涙した。
1978年に『第21回群像新人賞』を受賞した中沢けい氏による小説が原作で、主人公・恵美子が、高校で洋と出会い、一人の女として目覚めていく姿を描く。市川は、大胆な濡れ場にも挑戦しており、「悩む部分があったが、それ以上にこの役をやらないと後悔すると思った」と振り返った。
一人の男に依存していく恵美子の姿に「脚本を読んだときは痛い女だなって。でも、その痛さが女性として共感できた」と市川。相手役の池松壮亮とは初共演となるが、「すごく魅力的。本を読んだ時にどうして洋に依存したのかと思ったけど、お芝居をしていて、『こりゃ惚れるな』って思う部分がたくさんあった。色っぽいですね」と明かした。
また、ラブシーンの撮影では、市川は池松のことを「前バリをよくされているので、“前バリ先生”と呼ばせていただいていた。(濡れ場の撮影は)緊張しましたけど、そういう会話で和んだ」といい、池松に「きょうは前バリつけていない?」とおどけて聞き、笑いを誘っていた。
完成披露試写会にはそのほか、中沢氏と安藤尋監督が登壇した。
1978年に『第21回群像新人賞』を受賞した中沢けい氏による小説が原作で、主人公・恵美子が、高校で洋と出会い、一人の女として目覚めていく姿を描く。市川は、大胆な濡れ場にも挑戦しており、「悩む部分があったが、それ以上にこの役をやらないと後悔すると思った」と振り返った。
一人の男に依存していく恵美子の姿に「脚本を読んだときは痛い女だなって。でも、その痛さが女性として共感できた」と市川。相手役の池松壮亮とは初共演となるが、「すごく魅力的。本を読んだ時にどうして洋に依存したのかと思ったけど、お芝居をしていて、『こりゃ惚れるな』って思う部分がたくさんあった。色っぽいですね」と明かした。
また、ラブシーンの撮影では、市川は池松のことを「前バリをよくされているので、“前バリ先生”と呼ばせていただいていた。(濡れ場の撮影は)緊張しましたけど、そういう会話で和んだ」といい、池松に「きょうは前バリつけていない?」とおどけて聞き、笑いを誘っていた。
完成披露試写会にはそのほか、中沢氏と安藤尋監督が登壇した。
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2014/08/25