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CNBLUE、河村隆一らロック歌手が大集結 「ROCK NATION」に1万人熱狂

 ロックアーティストが一堂に会するイベントイベント『a-nation island 「ROCK NATION」』が15日、東京・代々木競技場第一体育館で行われた。LUNA SEA河村隆一、韓国出身のFTISLANDCNBLUEシシド・カフカ、昨夏活動休止したロックバンド・SOPHIAのボーカル・松岡充率いるMICHAEL(ミカエル)、EDGE of LIFEらが出演し、1万人を魅了した。

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 トップバッターは、昨夏活動休止したロックバンド・SOPHIAのボーカル・松岡充と豊田和貴、赤松芳朋の3人からなるMICHAEL(ミカエル)。松岡がアカペラで「アメージング・ストーリー」を熱唱し、壮大な空気に包まれながらイベントがスタートした。松岡が、「昨年のクリスマスに結成ライブをやった新人バンドです。名前だけでも覚えていって下さい」とあいさつ。「(名前も)聞いたことのないアーティストのライブでなかなか盛り上がるのは……僕が客席にいたら盛り上がりません(笑)」と松岡が、手を叩くポイントなど観客に盛り上がり方を伝授。アウェイな環境にもかかわらずライブが進むにつれて、MICHAELの世界観に会場が引き込まれていく様は、さすがのひと言に尽きる。約30分と短い時間だったが、約20年間、第一線で活躍してきたアーティストの実力を見せつけた。

 ドラムソロでスタートしたシシド・カフカは、「キケンなふたり」や「Miss ミスミー」などのアップチューンを歌唱。「気持ちいいですね。楽しいです」と超満員の会場を見渡し、感慨深げに語った。「普段の姿とドラムを叩いているとき、話している感じが違って、よくついていけないと言われる」と言うように、その華奢な体から想像がつかないほど、アグレッシブで力強いパフォーマンスで魅了した。

 25週年を迎えたLUNA SEAの河村隆一は、「Love & Peace」や「森の中のロンド」を歌唱。「10代の頃ロックと出会って、20、30年経ってもステージに立てて嬉しいです」と喜び、「年をとるのもいいかな。70歳になってかっこ良く色っぽいおじいちゃんになりたい」と語った。ラストは「みんなの心に残ってくれると嬉しい」と『新劇場版「頭文字D」 Legend1 -覚醒-』の主題歌「never fear」を披露した。

 のっけからアップテンポなロックチューンで盛り上げたFTISLAND。「懐かしくて乗ってきました」とキックボードに乗りステージ上を自由に走るイ・ホンギ(Vo)。MCでの無邪気な姿とは一変、「夏のツアーのテーマでもある“パッション(情熱)”を見せようと思います。ロック曲だけでなく“愛”にも情熱があります」と「Last Lave Song」をしっとりと歌い上げた。続いて、ファンの間でもお馴染みの「BEAT IT」では、「もうちょっと盛り上がっていこうよ。歌って〜」(ホンギ)と観客を煽り、「タオルを回しながら行きましょう」と「Shainig’On」で会場の熱気も頂点に。最後は「FREEDOM」を観客と一緒に歌い、盛り上げた。

 トリを務めたCNBLUEは、人気曲「In My Head」や「I'm sorry」、「Lady」を歌唱し、彼らの一挙手一投足に歓声が沸き起こった。「最近忙しく、メンバー同士なかなか会えなくて、1周間それぞれ別の仕事をして空港で会って……」(ジョン・ヨンファ)と多忙のなか、「舞台の上でメンバーの顔を見るとすごく幸せそうな笑顔で、みなさんに僕らが幸せをもらっています」としみじみ語った。イベントラストは、「Can't Stop」をキーボードを弾きながらヨンファがしっとりと歌い上げた。

 『a-nation island』は、20日まで開催。その後、29日から3日間にわたって東京・味の素スタジアムで開催される『a-nation stadium fes.』には、浜崎あゆみや東方神起、BIGBANGらが出演。さらに今年は、初のシンガポール公演が、マスターカード シアターズ マリーナ ベイ サンズで10月18日に開催される。

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