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ガチの大喜利勝負『ダイナマイト関西』の意義とは!?

 大喜利イベントの草分け的存在である『ダイナマイト関西』(8月16日)が今年も開催。今年で15年目に突入したガチンコ対決を仕切るバッファロー吾郎Aに今大会の見どころを聞いた。

『ダイナマイト関西』のプロデューサーを務めるバッファロー吾郎A

『ダイナマイト関西』のプロデューサーを務めるバッファロー吾郎A

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■異種格闘技戦だから面白い

――『ダイナマイト関西2014』がいよいよ間近に迫って来ました。1999年から15年に突入し、大喜利の草分け的な大会に成長しましたね。
【バッファロー吾郎A】そうですね。大きくしていきたいとずっと思っていて、徐々にそれが形になってきた感じですね〜。ただ、15年というのはあっという間でした。

――『ダイナマイト関西』の特徴としては、面白い芸人さんはもちろん各分野の面白い人が出演する異種格闘技戦的な趣向が面白いですよね。
【A】これも、スタッフや色々な方から「面白い人がいる」っていうのを聞いて、もし出てくれたらどんな回答するのかな?っていう興味があって。それこそ15年の間に芸人以外の人が出場するという流れに変わっていきましたね。別に芸人じゃないといけないということもないので。それこそ去年なんかは芸人VS漫画家さんの対抗戦とかもやりましたし。

■ずん・飯尾さんは内に秘めた思いが熱すぎる

――今回の『ダイナマイト関西』は、8人によるトーナメント戦です。プロデューサーの視点から、それぞれの戦いの見どころをお伺いしたいと思います。まずは、初戦のバッファロー吾郎・竹若元博VS伊藤修子から。伊藤さんは普段は舞台女優として活動されているんですよね?
【A】はい。修子とはもともと芝居で共演したんですけど、普通女優さんって、ボケとかギャグの台詞を書かれていることをキチッと台本通りにやられる方が殆どなんですけど、彼女は練習の時からアドリブで何回も変えてきて面白い子だなぁって。因みに僕の「美味しゅうございます。岸朝子です!!」って、実は彼女からもらったんですよ。

――そうなんですか(笑)。
【A】一緒に飯食べている時に「良かったらどうぞ」って言われたので頂きましてね。で、ウチの相方(竹若)と実験リーグに誰を呼ぶかで話していた時に「修子はどうやろ!?」って言ったのがきっかけなんです。つまり、この対決は親子対決に近いニュアンスがありますね。

――続いては、ずん・飯尾和樹VS R藤本ですが、飯尾さんは『IPPONグランプリ』などにも出場している大喜利猛者という印象がありますね。  
【A】飯尾さんって、テレビではどんな時でも明るくて、常に面白いことを言うコメディアンという印象だと思うんですけど、「芸人は面白くなくちゃいけないんだ!!」っていう凄く熱い想いを持っている人なんですよ。

――常に刀を磨いておかないといけないと。
【A】そうです! そういう意味で言うと、藤本も同じ気持ちを持っている……だから、ストイックにお笑いに対して熱い想いを秘めた2人の対決ですね。あと、藤本に関してはまだ知名度は低いですけど、大喜利に関しては化け物なので注目して欲しいですね。

――続いては、オードリー・若林正恭VSキングオブコメディ・高橋健一ですが。
【A】若林君は元々『ダイナマイト関西』が好きだったらしくて、それこそM-1で脚光を浴びる前にも大会に応募してくれたみたいで。やっぱり若林君もこういうガチガチした戦いが好きなので、間違いなく優勝候補の1人でしょうね。一方、高橋は今メッチャ一緒にいるんですよ。僕がライブをやるときに真っ先にスケジュールを押さえるのが高橋。彼はオールラウンドプレーヤーなんです。意外と文系のお笑い好き女子が注目する対決なんじゃないかなって。

■今大会のカギは又吉が握っている

――その表現は凄くよくわかりますね(笑)。そして最後にケンドーコバヤシVSピース・又吉直樹ですが。
【A】コバは『ダイナマイト関西』で何度も優勝してますし、王者の風格が漂っているんですけど、それを又吉が止めるか止めないかで又吉自身が変わってくるのかなって。又吉も先ほどの若林君や高橋と共にライブをやっていたので、その面白さは十分に理解しているのでね。

――ここは、又吉さんが先輩を食うか? もしくは王者が強さを見せつけるか?という図式ですね。
【A】そうですね……今大会のカギは又吉が握っているような気がしてるんですよね。又吉が止めるだけで盛り上がりますし、コバが勝ち上がっても、次に当たるのが又吉と同世代の若林君か高橋ですし。

――同世代として仇討という流れですね! 確かに面白い。
【A】だから、コバがシンドイですよね〜(笑)。

――毎試合ドラマがありますね。
【A】嬉しい誤算ですよね。まぁこの8人がスベることはないと思うのでね。ただ、誰が優勝するかはホントに分からないですね。その場の空気でまた変わってくると思いますし……ただ、希望としてはR藤本に優勝してほしいですね。一番若いですし、新たなる風が吹くという意味でね。ただ、まぁ〜そんな上手くはいかないんでしょうけどねぇ。

――今大会の後にも更なるドラマの続きが始まるんでしょうね。
【A】そうですね! どんどん下の世代の子たちも台頭してきてるので、今度は世代対抗戦ですね。ニューリーダーVSナウリーダー抗争ですよ!!

『ダイナマイト関西2014 全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会』は8月16日(土)に東京・浅草公会堂にて開催。

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