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入山杏奈を支えた高橋みなみ「自信を持っていいんだよ」

 アイドルグループ・AKB48メンバーとして幅広く活躍。5月の握手会での痛ましい事件からの復帰に向け、まさにいま元気な姿を披露し始めている入山杏奈。そんな入山の後ろには、デビュー当初から支え続ける高橋みなみの姿があった。

もっと笑った方がいいのかな?と語る入山杏奈(写真:逢坂聡)

もっと笑った方がいいのかな?と語る入山杏奈(写真:逢坂聡)

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 AKB48に入ったばかりのころは、前に出る機会をなかなか得られず、昇格制度では同期のメンバーが上がるのに自身はダメだったときも。最近では、『前しか向かねえ』の選抜に漏れたときも挫折感を味わって落ち込んでいたという。そんなときは……。

「ただひたすらぼーっとする(笑)。本当に落ち込んでいるときは、どこにも行きたくなくなっちゃうんです。そういうときは、無理に動かないで、本当に何もしないっていう(笑)。家でひとりソファーに座って、1〜2時間ぼーっとして忘れます」

 そして、AKB48メンバーのなかにはいつも入山を気にかけ、支えてくれている大きな存在があった。先の選抜総選挙で入山がビデオ中継で出演すると、こらえきれずに涙を見せていた総監督兼チームAキャプテンの高橋みなみだ。

「(支えてくれたのは)たかみなさんです。チームAに入ったばかりのとき、自分に自信がなかったんですけど、公演初日の直前に声をかけてくれて、『あんにんは、ちゃんとできているんだから、もっと自信を持っていいんだよ』って。その言葉は、今でもとても大きいです。こんなふうに言ってくれる人がいるのに、くよくよ、じめじめしているのは嫌だ、前を向こう! って思いました。“できる”“できない”じゃなくて、“自分は自分だから自信を持っていこう”って」

 そんな高橋の気配りと声がけは常にあり、入山にいろいろなことを気づかせ、自然に成長を促していった。そこから入山がいま感じていることは。

「もっと笑った方がいいのかな? 私、笑っているつもりなのに、あまり顔が笑っていないみたいで。もっとみんなが親しみやすい感じを出せたら、それこそいじりやすかったりとかするのかな? そういう雰囲気作りをもっと意識します(笑)。これからの課題ですね!」

 入山は、現在公開中の『青鬼』で映画初主演。AKB48でのグループ活動から離れて、個人としての活動も本格的にスタートしている。そこには、AKB48に対する新しい発見もあった。

「映画の現場に入って、みんなでひとつの作品を作リ上げるということが、今までにない新しい経験でした。AKB48のみんなで何かをやりとげるときとはまた違った感覚で、新鮮で刺激的でした。AKB48のメンバーもいろいろな分野で活躍していて、意識の高い子ばかりなんですけど、改めてそういうみんなの姿を外から見て、純粋にかっこいいなって。さらに憧れるようにもなりました」

入山杏奈インタビュー『もっと笑った方がいいのかな?』

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