女優の有村架純（21）、高月彩良（16）が2日、都内でWヒロインを演じたスタジオジブリの新作アニメーション映画『思い出のマーニー』（19日公開）完成披露試写会に出席した。同作で、金髪で青い瞳の謎の少女マーニーの声を担当した有村は「オーディションに受かってからきょうまで実感が沸かなかった」といい、客席を見渡すと「ジブリの作品に参加できていることが夢みたいです」と感慨深げ。「技術もなくて不安もあったけれど、ここに立てていることがうれしい」と涙を流して感激した。

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　有村は、もう一人のヒロインで12歳の普通の少女・杏奈を演じた高月に「杏奈が高月さんでよかった。杏奈が隣にいてくれたからマーニーを演じることができました。ありがとう」と感謝。高月も「こちらが感謝です」と笑顔で応えていた。

　同作は、イギリスの同名児童文学（原作：ジョーン・G・ロビンソン）を原作に、舞台を北海道の海辺の村に移し、周りとうまくやれない12歳の少女・杏奈（CV：高月）と、彼女の前に現れる謎の金髪の少女・マーニー（CV：有村）のひと夏の出会いを描く。

　そのほか、松嶋菜々子（40）、寺島進（50）、根岸季衣（60）、森山良子（66）、黒木瞳（53）、主題歌を担当しているプリシア・アーン（30）、米林宏昌監督（40）が出席した。