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『ガラスの仮面』作者も困惑 最終話まで「どうして行き着かないのか…」

 人気漫画『ガラスの仮面』の原作者・美内すずえ氏が14日、都内で行われた舞台『ガラスの仮面』製作発表会に出席し、原作の結末について「20年くらい前に出来上がっている。最終ページの構成もせりふも出来上がっている」と明かした。

初公開となる『ガラスの仮面』の描き下ろしイラストを公開した原作者の美内すずえ(左)と舞台主演の貫地谷しほり (C)ORICON NewS inc.

初公開となる『ガラスの仮面』の描き下ろしイラストを公開した原作者の美内すずえ(左)と舞台主演の貫地谷しほり (C)ORICON NewS inc.

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 同作は1975年に『花とゆめ』(白泉社)で連載をスタートし、単行本は現在まで49巻刊行。30年以上も続く物語に、多くのファンが魅了されている。ラストが決まっているものの、美内氏は「どうして、なかなか行き着かないのか…」と苦笑い。ファン待望の50巻も「もうちょっとお待ちください。頑張って書きますので」と呼びかけた。

 同作の舞台化は今回で5度目。劇中劇『ふたりの王女』も脚本家・G2氏の手で表現される。主人公・北島マヤは貫地谷しほり、ライバルの姫川亜弓はマイコ。美内氏は「一つの舞台で2、3度も楽しめる。楽しみに私も劇場に通うことになる」と期待を寄せていた。

 会見には貫地谷とマイコのほか、関西ジャニーズJr.浜中文一(桜小路優役)、小西遼生(速水真澄役)、一路真輝(月影千草役)が出席した。東京・青山劇場にて8月15日から31日まで上演。

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  • 初公開となる『ガラスの仮面』の描き下ろしイラストを公開した原作者の美内すずえ(左)と舞台主演の貫地谷しほり (C)ORICON NewS inc.
  • 原作者の美内すずえ氏=舞台『ガラスの仮面』製作発表会(C)ORICON NewS inc.
  • (左から)美内すずえ氏、貫地谷しほり、マイコ=舞台『ガラスの仮面』製作発表会 (C)ORICON NewS inc.

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