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歌姫・MISIAが15年間歌い続けられた理由とは!?

 歌手のMISIAが、約3年ぶりのオリジナルアルバム『NEW MORNING』を4月2日に発売。メディアにほとんど出ずライブ中心の活動を貫いているため、どこか神秘的なイメージだが、素顔はとてもチャーミングでナチュラル。ORICON STYLEでは、MISIAにインタビューを敢行。その華奢な身体からは想像もつかないエネルギー溢れる歌声と強い楽曲メッセージ、それを15年保ち続ける歌姫の秘密に迫る。

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◆1000周年でも、鶴になっても亀になっても歌います!

――昨年2月からスタートした自身最大級の15周年ツアー『MISIA 星空のライヴVII-15Celebration-』が、アルバム発売日にいよいよ終了しましたが、全77本、1年以上にわたるツアーをやってきた感想は?
【MISIA】 私のなかで15周年のライブは、2月の横浜アリーナでコンプリートしたかなと思っていて。そのあとはアルバムもできあがったので16周年に向かっていく気持ちだったんですね。だから今はやり終えた達成感というよりは、15周年から16周年へバトンをしっかり渡せたという感じ。ライブでも私、思わず「30周年、100周年、いや1000周年でも、鶴になっても亀になっても歌います!」って言っちゃったんですよ(笑)。

――MISIAさんにとって“15年”はまだまだ短い?
【MISIA】 まあでも、10年歌い続けたらすごいことだよねって、デビューの頃から言っていたから、私のなかでは10周年でひとつ大きな階段を昇った気はしていて。15周年はどっちかというと、20周年にむけたホップ・ステップ・ジャンプのホップの部分。その第一歩目は大きくて踏み出そうってことで15周年ツアーをやり、そのなかでアルバムも作り込んでいけたので、これを持って16周年を迎えるのはすごくいい流れになったと思います。

◆長く続けられる理由は……

――そのモチベーションを15年間保っている、“MISIAの強さ”はどこからきているんでしょう?
【MISIA】 ひとつは総合プロデューサーでしょうね。デビュー時から彼がライブも衣装もすべてプロデュースしてくれていて、今も変わらず厳しいし、怒られたりするんですよ。で、私も怒られれば悔しいし、泣くんですけど、それが大事なのかなって。やっぱり長くやっているとだんだん周りが言えなくなってくる部分ってあるじゃないですか。でもプロデューサーは正直な人なので、純粋な感情で“それは良くない”と言ってくれる。しかもうちはバンドマンも素直な人ばっかりで、演奏していると思っていることとかすぐわかるんですね。そういう類は友を呼ぶじゃないけど、感覚の似ている者同士が集まっているから、私もやりやすい。それが長く続けられる理由だと思いますよ。

――そした、歌声もますます芯が太くなり深みが出ていますが、どんなケアをされているんですか?
【MISIA】 加湿や体調管理は普通にやっていますけど、最近はそれ以上に笑うことが大事だと思っていて。というのも私、泣くと声が枯れるみたいで、震災のときは泣いてばかりいたせいか喉がなかなか回復しなかったんですよ。それ以来、なるべくライブ前日夜の12時以降は何も考えないようにしていて。楽しいことを見つけて笑うようにしているんですよ。

――センサーなんですね、喉は。
【MISIA】 やっぱり人間も動物だから、環境とかに身体がすごく左右されるんでしょうね。だから音楽ももっと野性的っていうか。本能で楽しめばいいと思っていて、そこを解放したいんです。それはデビューしたときからの願いで、閉じているものを音楽で開いていきたい。だから、ライブで「幸せをフォーエバー」とかでカップルが寄り添ったりすると嬉しいんですよ。なんなら、そのままプロポーズして欲しいみたいな。その想いは、それこそ鶴になっても亀になっても変わらないと思います(笑)。

(文:若松正子)

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  • MISIA
  • アルバム『NEW MORNING』(4月2日発売)
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