女優の樹木希林(71)が16日、都内で行われた『第37回日本アカデミー賞』優秀賞記者発表会に出席。昨年行われた同賞の授賞式で全身がんであることを告白していた樹木は、現在の体調を聞かれ「丁度きのう今回の治療の最終日でした」といい、「(体調が)完璧かどうかは今後の状態次第ですね。とりあえずは一応終了です」と淡々と報告した。 会見では「立とうと思ったのですが、71になったのですみません」と座ったままあいさつ。体調がいいようには思えなかったが、「元気というか、普通なんです。(がんになって)生活の質が変わらないのはありがたい」と笑顔を見せた。さらに、「がんというものは、消えたように見えても、何年か出なかったら初めて治るという感じ。そういう意味では(がんを)持っている人間として承知している」と語っていた。
2014/01/16