年末恒例の『2013 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)が2日発表され、予備校講師・林修氏の「今でしょ!」、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の「じぇじぇじぇ」、TBS系連続ドラマ『半沢直樹』の「倍返し」、東京五輪招致のプレゼンテーションで滝川クリステルが日本の魅力をPRした「お・も・て・な・し」が年間大賞に選ばれた。30年の歴史で史上最多となる4語が大賞を受賞し、同日に都内で行われた表彰式では、「じぇじぇじぇ」ばりに「え〜」という驚きの歓声が会場を包み込んだ。
選考委員の口から「豊作」「収穫」という言葉が何度も飛び出すほど、今年の流行語は例年に比べて大きな盛り上がりを見せた。選考を務めた俵万智氏は「今年は豊作の年。言葉で元気になるのは、時代が元気になることと思ったので、手応えを感じた選評だった」と満足げ。女優の室井滋も「流行語って、ここに出るとピークのような印象を受けるけど、今年の特徴は、来年やもっと先まで残っていく言葉と見ている」と、大賞が4語になった背景を明かした。
ドラマの枠を超えて社会現象になった『あまちゃん』と『半沢直樹』から生まれた流行語は、19年ぶりにドラマ発の流行語大賞に。「今でしょ!」は世の中を後押しするキーワードに発展し、「お・も・て・な・し」は2020年の東京五輪開催まで語り継がれるドラマの一部分になった。
表彰式には、「じぇじぇじぇ」からヒロインの能年玲奈と脚本家の宮藤官九郎、そして林氏、滝川が登壇。華のある著名人に加え、トップテン入りした「ご当地キャラ」から熊本県のくまモンも駆けつけ、無数のフラッシュがたかれた。
華やかさの目立つステージとなった今年。一方で、2009年以来となるお笑い芸人の不在が印象的だった。先日発表された候補50語にはピン芸人・キンタロー。の「フライングゲット」がノミネートされていたが、トップテン入りは惜しくもならず。お笑い芸人が流行語大賞を獲得すれば、翌年は売れなくなるというジンクスも存在するが、1年の締めくくりとして「フライングゲット」が見られなかったのは、“豊作”ゆえの不運だった。
選考委員のやくみつる氏は「豊作ということは、いつもなら滑りこむ言葉が涙を飲むこともある」と語り、同じく選考した箭内道彦氏も「お笑いの方が入ってなかったのが特徴」と別の切り口で総評していた。
選考委員の口から「豊作」「収穫」という言葉が何度も飛び出すほど、今年の流行語は例年に比べて大きな盛り上がりを見せた。選考を務めた俵万智氏は「今年は豊作の年。言葉で元気になるのは、時代が元気になることと思ったので、手応えを感じた選評だった」と満足げ。女優の室井滋も「流行語って、ここに出るとピークのような印象を受けるけど、今年の特徴は、来年やもっと先まで残っていく言葉と見ている」と、大賞が4語になった背景を明かした。
ドラマの枠を超えて社会現象になった『あまちゃん』と『半沢直樹』から生まれた流行語は、19年ぶりにドラマ発の流行語大賞に。「今でしょ!」は世の中を後押しするキーワードに発展し、「お・も・て・な・し」は2020年の東京五輪開催まで語り継がれるドラマの一部分になった。
表彰式には、「じぇじぇじぇ」からヒロインの能年玲奈と脚本家の宮藤官九郎、そして林氏、滝川が登壇。華のある著名人に加え、トップテン入りした「ご当地キャラ」から熊本県のくまモンも駆けつけ、無数のフラッシュがたかれた。
華やかさの目立つステージとなった今年。一方で、2009年以来となるお笑い芸人の不在が印象的だった。先日発表された候補50語にはピン芸人・キンタロー。の「フライングゲット」がノミネートされていたが、トップテン入りは惜しくもならず。お笑い芸人が流行語大賞を獲得すれば、翌年は売れなくなるというジンクスも存在するが、1年の締めくくりとして「フライングゲット」が見られなかったのは、“豊作”ゆえの不運だった。
選考委員のやくみつる氏は「豊作ということは、いつもなら滑りこむ言葉が涙を飲むこともある」と語り、同じく選考した箭内道彦氏も「お笑いの方が入ってなかったのが特徴」と別の切り口で総評していた。
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2013/12/02