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ジブリ次回作は「児童文学」 鈴木敏夫プロデューサーが明かす

 26日放送のTBS系バラエティー『100秒博士アカデミー』(毎週火曜 後10:00)にスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが出演。次回作について「児童文学に戻る」と明かした。

11月26日放送のTBS系『100秒博士アカデミー』で次回作について言及したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

11月26日放送のTBS系『100秒博士アカデミー』で次回作について言及したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

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 今夏『風立ちぬ』が大ヒットした宮崎駿監督が9月に長編アニメーション制作から引退宣言。今月23日には、高畑勲監督の14年ぶりの最新作『かぐや姫の物語』が公開され、1年間に2本の映画を公開したジブリ。宮崎監督引退後、初となる次回作は誰が監督するのか。題材が「児童文学」と明らかになったことで、ますます注目は高まる。

 同番組は“世の中に役に立つ”と信じ、ユニークで興味深い研究を続ける研究者たちが持論を100秒で披露する学会発表風バラエティー。26日の放送には、30年にわたって高畑監督や宮崎監督らと共に、宣伝戦略担当としてヒット作を次々と作り続けてきた鈴木プロデューサーが博士として登場し、「『もののけ姫』は宮崎駿の意向を無視してタイトルを決めました」などと名作の裏話を披露した。

 『もののけ姫』では、宮崎監督は『アシタカせっ記』というタイトルを提案。「せっ記」とは、耳を3つ重ねた漢字を用い、耳から耳へ伝えられた物語の意味の宮崎監督の造語だ。しかし、鈴木プロデューサーは、「もののけ」と「姫」という対照的なイメージの言葉を組み合わせた『もののけ姫』こそインパクトのある名コピーだと思い、宮崎監督に無断で『もののけ姫』のタイトルのまま予告編のテレビ放送を断行してしまったのだという。「おかげさまで大ヒットしました」と話していた。

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