漫画家・永井豪原作の『マジンガーZ』『グレートマジンガー』『UFOロボ グレンダイザー』を美少女キャラ化した新作アニメ『ロボットガールズZ』（来年1月、東映チャンネルで放送）のメインキャスト、本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙が3日、永井氏のもとを表敬訪問し、初対面を果たした。

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　永井氏は、Zちゃん役の本多に「マジンガーZ」、グレちゃん役の水瀬に「グレートマジンガー」、グレンダさん役の荒浪に「グレンダイザー」と、キャラクターの原案になったマジンガーロボット超合金をプレゼントし、「マジンガーがあんなにかわいい女の子になってしまうとは（笑）。かわいい、でも破壊力があるというそこのギャップいうか、そういうものが楽しい作品になっていると思います。出来上がるのを楽しみにしています」と3人を歓迎した。

　プレゼントに大喜びの3人は、永井氏が語るマジンガーシリーズの制作秘話などを熱心に聞き入っていた。荒浪は「小さい頃から『キューティーハニー』や『デビルマン』『マジンガーZ』は知っていたけれど、その頃は同じ方が作っていたなんて知りませんでした。今回、“永井さんって本当にいるんだ”と（笑）。雲の上の存在の印象があったので、今日お会いできて本当に感動しました」と大興奮だった。

　『ロボットガールズZ』の見どころについて本多は「自分の信じたことをまっすぐ貫いている3人の女の子のお話です。ぜひそれを観て欲しい。それから原作とリンクした設定や細かいネタがでてくることも面白く、原作ファンも楽しめます！」とアピール。

　永井氏は「自分が作った作品が子供だとすると、まるで孫ができたような感じ。時代ごとに感覚は変わるので、40年前には受け入れられなかったことが、今の時代は受け入れやすいと思います。この『ロボットガールズZ』で新しいファンが増えて、それをきっかけに元の作品にも触れてもらえたらうれしい」と話していた。