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坂東三津五郎が退院報告「非常に良好」 舞台復帰は年明け

 すい臓瘍のため8月末から入院し舞台を降板した歌舞伎俳優の坂東三津五郎(57)が2日、都内で緊急会見を開き「8月末に入院し、9月3日に切除しました。今日にいたるまで非常に良好で、本日午前に無事退院しました」と報告した。

手術した傷跡に手を当てる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.

手術した傷跡に手を当てる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.

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 会見冒頭では、松竹の岡崎哲也取締役から「9月3日に手術し、膵臓膵体尾部腫瘍(すいぞうすいたいびぶしゅよう)の切除をし順調に回復されています」とこれまでの経緯についての説明があり「本人から感謝の言葉を申し上げたいということで、この場で会見させていただきます」とあいさつ。

 その後、元気な姿で会釈した三津五郎は「きょうは私事で集まっていただいてありがとうございます。9月の公演を降板、休演しましたとことお詫び致します」と謝罪しつつ「8月末に入院し、9月3日に切除しました。今日にいたるまで非常に良好です」と報告した。

 会見終了後の質疑応答では「痛みは?食事は?」との質問に「傷の跡が痛むくらいで、自覚症状はまったくなく、入院して手術して、その後も元気にしていて、体調はまったく悪くないです」と笑顔。手術については「すい臓の真ん中と尻尾のほうを切除した。腫瘍は残念ながら悪性の腫瘍ですね、12センチくらいお腹を切った。(手術時間は)3時間半ですね」と語っていた。

 今後については、術後の経過と体力の観点からも、11月に行われる『松竹大歌舞伎』は大事を取って降板を発表。三津五郎は「意気込んでおりましただけに残念でありません」と悔しさをにじませるも「ピンチをチャンスに変えます。変わりないご声援を賜りますようお願い申し上げます」と力強く語っていた。

 同公演の代役には尾上菊之助、尾上右近、坂東彌十郎が務める。また『十二月大歌舞伎』(代役未定)の出演見送りも発表され、本格的な舞台復帰は年明けとしている。

関連写真

  • 手術した傷跡に手を当てる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 都内で会見を行った(左から)岡崎哲也取締役、坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 元気そうな笑顔をみせる坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 都内で緊急会見を行った坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 都内で緊急会見を行った坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 都内で緊急会見を行った坂東三津五郎 (C)ORICON NewS inc.

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