人気Flashアニメ『秘密結社 鷹の爪』シリーズの劇場版最新作『鷹の爪GO〜美しきエリエール消臭プラス〜』（9月13日公開）に、タレントや元ジャーナリスト、ゲームプロデューサーなどさまざまなジャンルで活躍している著名人がカメオ出演しているがわかった。

　同作は、稀代のクリエーター・FROGMANによる監督・脚本・キャラクターデザイン・Flash・声の出演による同シリーズは、世界征服をたくらむベンチャー秘密結社鷹の爪団と、彼らの野望を阻む正義の味方・デラックスファイターとのやり取りを描いた世界征服コメディー。

　2006年、テレビ朝日の深夜にて放送されたTVシリーズ、同年のTOHOシネマズでのマナームービーの放映により知名度が高まり、昨年からNHK・Eテレ『ビットワールド』でのTVシリーズ放送を機に、小学生から大人まで、全国区の人気を集めている。

　今作でカメオ出演するのは、『ニューヨークタイムズ』東京支局で記者の経験もある元ジャーナリストの上杉隆氏、映画『鉄道員』の主題歌を歌うなど、アーティストでありながら、翻訳、司会、俳優などマルチな才能を発揮している坂本美雨、TOKYO FM系列朝のニュースワイド番組『クロノス』キャスターの高橋万里恵、コラボレーションすることが既に発表されているゲーム『モンスターハンター4』のプロデューサーである辻本良三氏、リアクション芸でおなじみのタレント・出川哲朗、元Jリーガーで現在はサッカー解説者、コメンテーターとして活躍中の中西哲生、タレントのMEGUMI、ラジオパーソナリティーの吉田照美の8人（五十音順）。

　MEGUMIは、子供が『鷹の爪』の大ファンであり、自身の母親がメインキャラクターの吉田くんと同じ島根県出身であることから、自ら出演を強く希望したという。アフレコも「2分ぐらいで終わりました」というほど出演シーンは短いが、「楽しみにしています」と公開が待ちきれない様子。吉田照美は、FROGMAN監督がラジオを好きで、よく彼の番組を聴いていたことから、オファーしたという。

　誰がどの場面でどう出演しているのか。オファー理由を考えながら見てみるのも、また違った楽しみ方が出来るかもしれない。ほかに、地球にやって来た機械生命体の娘オキテマス・ヨルニー役で女優の河北麻友子が声優デビューするほか、稲川淳二がアセロラ大好きな幽霊・霊吉役で声の出演、国民的アニメ『ドラえもん』の声優を長年務めた大山のぶ代がデザインしたメカも登場する。