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鈴木健二氏、25年ぶり出演の『面白ゼミナール』は「1番準備に気の遣う番組」

 25年ぶりにスペシャル番組として復活するNHK『クイズ面白ゼミナール R(リターンズ)』の取材会が8日、東京・NHK放送センターで行われ、番組に“名誉教授”として復活した元NHKアナウンサー・鈴木健二氏(84)が収録後の取材に応じた。

『クイズ面白ゼミナール』のスタジオ収録に参加した元NHKアナウンサー・鈴木健二氏 (C)ORICON NewS inc.

『クイズ面白ゼミナール』のスタジオ収録に参加した元NHKアナウンサー・鈴木健二氏 (C)ORICON NewS inc.

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 1981〜88年にNHKで日曜夜に放送され、最高視聴率40%超えを記録した同番組。鈴木氏が“教授”となり、教科書や歴史、社会など、さまざまな事象をクイズ形式で解き明かしていく内容で人気を博し、その時代の代表的な番組となった。

 2日間かけての収録を終えた鈴木氏は、番組復活は「最初アーカイブでの放送かと思った」と告白。出演について「なんでほこりを被って出てこなきゃいけないんだ」と冗談交じりに不満を吐露し「どういう訳で復活したのか僕がNHKに聞きたいくらいだよ」と語気を強めていた。

 現役時代にはいろいろな番組で司会を務めた鈴木氏だが、「この番組ほど準備に気を遣った番組はございません」。意外にも、1番気を遣った箇所には出演者全員で視聴者に向けてお辞儀する場面だと述懐し、共演した俳優やタレントに「頭のてっぺんが見えるまで下げなさい。そしてゆっくり頭を上げなさい」と指導。その理由を「一人ひとりが充分な人間的な訓練をしてテレビに出るべきだと思うから」と語った。

 新しい“教授”として番組のアシスタントを務める徳永圭一アナウンサー(34)は、「ぼくが幼稚園のとき家族で観ていて、小学生に終わった番組。(出演できて)幸せものだと本当に思う」と感激。アナウンサーとして50年先輩の鈴木氏からも「これだけの努力をしてくれるのかと、横にいて涙が出る思いだった」と実力に太鼓判を押していた。

 同番組は、7月20日(土)と8月17日(土)の2回放送(後8:00〜後9:00)。番組は当時を基本に、「紹介クイズ」「教科書クイズ」「歴史クイズ」「ゼミナールクイズ」で構成されている。

 生まれ変わった番組とともに、「知るは楽しみなりと申しまして、知識をたくさん持つことは人生を楽しくしてくれるものでございます…」という“教授”の名台詞も飛び出すのか、注目だ。

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  • 『クイズ面白ゼミナール』のスタジオ収録に参加した元NHKアナウンサー・鈴木健二氏 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)鈴木健二氏、徳永圭一アナウンサー
  • (左から)鈴木健二氏、徳永圭一アナウンサー

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