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【前編】元AKB仲谷明香、退路断ち夢に向かう理由と覚悟

 プロ声優転身を目指し、6年間在籍したAKB48を今月6日に卒業した仲谷明香(なかや・さやか、21)が、昨年4月に上梓した『非選抜アイドル』(小学館)に続き、『非選抜だった私を救った48のことば 〜夢に向かって〜』(中経出版)を4月26日に発売することが決まった。卒業後、『ORICON STYLE』の単独インタビューに応じた仲谷は、夢に向かう前向きな卒業を後押しした総合プロデューサー・秋元康氏、同期の渡辺麻友(18)らの言葉とともに、AKB48と所属事務所を同時に離れた理由と覚悟を明かした。

 中学1年当時、同じクラスだった前田敦子(21)がAKB48に加入したのをきっかけに知った『第三期AKB48追加メンバーオーディション』(2006年12月)に合格した仲谷の夢は、加入前からブレることなく「声優」になることだった。「夢のショーケース」を標榜し、さまざまな夢を持つ少女が集まるAKB48にとって、夢に向かって巣立つ仲谷はグループの指針の体現者といっていい。

 卒業を決めたのは1月25日。AKB48の恒例イベント『リクエストアワーセットリストベスト100』(1月24〜27日)の2日目公演を終えた夜、ネットで声優オーディションの記事を見つけた。募集要項には「特定のレコードメーカー、プロダクションなどに専属契約のない方」とあった。居ても立ってもいられずに秋元氏にメールを送り「AKBや事務所を辞めてまで、受けてもいいですか」と相談をもちかけた。

 翌日、秋元プロデューサーからは「なかやん(仲谷の愛称)のやりたいようにやっていいよ、どういう形になっても。仲谷が納得しないポジションでも腐らず、今自分にできることをやれば、未来につながることを証明してくれたんだ。それはAKBグループ全員の励みになる。ありがとう」と容認し、後押しする返信が届いた。恩師は仲谷の心配事をすべて汲み取ったうえで、最後には「ただ、よく考えなさい。まだAKB48にいてできることがあると思うけど」と残留の選択肢も残した。

 それでもAKBを卒業し、事務所を離れた仲谷。退路を断ってまで、そのオーディションを受けたかったのには理由があった。現在も選考中のため作品名の明言は避けたが、3年前、同じ作品のオーディションの書類審査に合格。しかし3次審査がAKBのイベントと重なり、受けることができなかった仲谷は、次に同じ機会があったときには二度と悔いを残さないと心に決めていた。

 AKB48の“声優選抜”として、現在放送中のアニメ『AKB0048』(tvkほか)でともに主人公の声優を務める同期の渡辺には、2人きりになったときにオーディションのサイトを見せ、近く卒業することをこっそりと報告した。「麻友は“ハッ!”と目を見開いて、固まりました(笑)“すぐじゃないよね?”って焦りながらも、3期生の同期で、声優になりたいっていうのは昔から知っていたので“できるよ”“いけるよ”って背中を押してくれました。“でも寂しい”とも言ってくれて…」。ポツリと漏らしたまゆゆの本音にも触れた。

 「劇場公演で卒業」は本人たっての希望だった。オーディションの応募締め切りは3月31日。猶予がなくなった3月2日のチームK公演で発表し、4日後の公演で卒業した。これまで数多くのメンバーがグループを巣立ったが、劇場通路の壁掛け写真を自ら取り外す儀式を行ったのは、前田に次いで2人目と聞かされた仲谷は「やっぱり劇場公演で終われてよかった。握手会に参加できなかったことだけは心残りだけど、握手会ではなく公演で終わりたかった」。

 それは、2007年4月の劇場デビューから一貫して、ホームの劇場公演を大切にし、極めた“職人”ならではの最後のこだわりだった。

【後編】仲谷明香、AKBからプロ声優挑戦語る「単品で勝負できる声優に」

関連写真

  • プロ声優の夢に向かってAKB48を卒業した仲谷明香 (C)ORICON DD inc.
  • AKB48と所属事務所を同時に離れた理由と覚悟を語った (C)ORICON DD inc.

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