数多くのモデルを輩出している美の祭典『ミス・ユニバース・ジャパン』の男性版として今年新たに発足したコンテスト『第1回ミスター・ジャパン』の最終選考会が4日、都内で開催され、初代ミスター・ジャパンに京都代表の大学生4年生・鈴木貴之さん（22）が輝いた。鈴木さんは「春の高校バレー」出場経験を持つスポーツマンで、今後は「役者を目指したい」と力強く語った。

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　全国から応募された男性600人の中から、見事栄冠を勝ち取った鈴木さんは、ステージ上で思わず男泣き。「（涙が）止まらなかったですね。光（スポットライト）を浴びたら、言葉が出なかった」と受賞後に笑いながら振り返った。

　鈴木さんは、高校時代にバレーボールの名門・京都府立花園高校で「春高」に出場したイケメン。ファイナリスト8名に選ばれた昨年12月以降、「週6」でジムに通って鍛え上げたといい、この日の審査では惜しげもなくその肉体美を披露した。

　今年春に大学を卒業するという鈴木さんは「役者を目指したい」とキッパリ。「心のどこかで興味を持っていたので。今回で夢に近づいたかな」とニッコリ笑っていた。

　同コンテストは、外見だけでなく知性や表現力に優れた日本を代表するオピニオン・リーダーとなれる男性を発掘するべく初開催された。