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【オリコン】秋元康氏、作詞家売上日本一に 総売上6859.1万枚で阿久悠さん上回る

 80年代から数々のヒット曲を世に送り出してきた作詞家・秋元康氏(54)が手がけたシングルの総売上枚数が、最新のオリコン週間ランキングで6859.1万枚に達し、作詞家売上歴代1位となったことが27日、わかった。長らく1位だった故・阿久悠さん(享年70)の6831.9万枚を27.2万枚更新し、作詞家生活32年目で「作詞家売上日本一」の金字塔を打ち立てた。

秋元康氏 (C)ORICON DD inc.

秋元康氏 (C)ORICON DD inc.

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 おニャン子クラブとんねるず、故・美空ひばりさん、近年ではAKB48SKE48NMB48らのヒット曲の作詞を手がけてきたことで知られる秋元氏。初ランクイン作品となった稲垣潤一「ドラマティック・レイン」(1982年10月発売・最高位8位)からAKB48の最新シングル「So long !」(20日発売・同1位)まで、作詞シングルは計506作品にのぼる。

 そのうち最多売上は、2005年の立ち上げから総合プロデューサーを務めているAKB48の26thシングル「真夏のSounds good !」(昨年5月発売)が記録した累計182.2万枚。総売上6859.1万枚のうち、AKB48が約3割にあたる1998.7万枚を占めた。

 秋元氏はこの大記録を受け「ありがとうございます。売り上げで1位になっても、まだまだ、諸先輩の足元にも及びませんが、ひとつの励みとして、これからも精進したいと思います」と喜びのコメントを寄せた。

 放送作家として活躍していた秋元氏は、1981年10月にTHE ALFEE「通り雨」のB面曲「言葉にしたくない天気」で作詞家デビュー。菊池桃子「卒業」(1985年2月発売)で初首位を獲得して以降、作詞シングルの首位獲得数は通算87作。こちらも作詞家歴代1位(2位は稲葉浩志=52作)の記録を保持している。

■歴代作詞家「総売上枚数」TOP5
1. 秋元康…6859.1万枚(AKB48「真夏のSounds good !」182.2万枚)
2. 阿久悠…6831.9万枚(ピンク・レディー「UFO」155.4万枚)
3. 松本隆…4983.8万枚(KinKi Kids「硝子の少年」179.2万枚)
4. 小室哲哉…4222.4万枚(安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」229.6万枚)
5. 稲葉浩志…3759.4万枚(B’z「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」202.1万枚)
※カッコ内は最多売上作詞シングル




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