リクルートマーケティングパートナーズが運営するリクルート進学総研は7日、全国の高校の進路指導教員に対して行なった『大学の秋入学』についてのアンケート調査の結果を発表した。秋入学について【賛成】は17.7%、【反対】が36.3%となっているが、昨年同社が発表した『高校生価値意識調査2012』では、37.8%の生徒が【賛成】で、【反対】は19.5%となっており、この問題について、教員と生徒の意識が対照的であることが明らかとなった。 反対している教員の多くが、その理由として【高校卒業してから大学入学までの期間がムダ】と回答しているが、賛成している生徒の大半は【高校卒業してから大学入学までの期間を有効に使える】と答えており、双方の意見はまったくの正反対となっている。高校卒業から大学入学までの“ギャップターム”をポジティブにとらえている学生と、ネガティブに捉えている教員との思考の溝はなかなか埋まりそうもない。
2013/02/07