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27日にはワンマンライブも開催。Leadが“10周年イヤー”を振り返る

 今年デビュー10周年を迎えたダンス&ボーカルグループ・Lead。その記念イヤーを締めくくるニューシングル『Still』は、12/24付オリコンウィークリーランキングで初登場4位を記録するなど現在好調の4人だ。今回、メンバーが新曲を語るとともに、この一年を振り返った。

新曲発売前日の今月11日に行われた東京ドームシティ・ラクーアでのイベントより。(左から)中土居宏宜、谷内伸也、鍵本輝、古屋敬多。

新曲発売前日の今月11日に行われた東京ドームシティ・ラクーアでのイベントより。(左から)中土居宏宜、谷内伸也、鍵本輝、古屋敬多。

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 9ヶ月ぶりとなった今回の新曲。作詞はメンバー4人で手掛けた。「今回は“夜明け”をテーマに、逆境や困難を乗り越えて、新たな一歩を踏み出そうという時に見出す希望を、自分たちのリアルな心情で書きました」と谷内伸也は話す。

 彼らが作詞をつとめるのは、夏に発売されたアルバム収録曲の『Stand and Fight』以来。「『Stand and Fight』の時、ポジティブなメッセージを書いて、ファンのみんなや、スタッフさんから『力をもらえた』と言ってもらえましたが、僕たちが逆にその言葉に力をもらえました」と話すリーダーの中土居宏宜。今回の歌詞にあたっては「僕たちは10年間の活動の中で、もちろん楽しいこと、うれしいことも多かったけど、たくさんの壁にもぶつかって、それを一つ一つ乗り越えてきた。生きてる限り、まだまだ(Still)、壁というのは立ちはだかると思うけど、力強く乗り越えていこう、という思いを込めて、今回歌詞を書きました」
 また人生の中で「『ここを絶対乗り越えなければならない』という場面が、誰にでも来ると思うので、そこに共感してもらえるんじゃないかと…」と鍵本輝はいう。

 この10年は、決して順風満帆というわけではなかった彼ら。ヒットに恵まれない時期を経験するなど、いくつかの危機も乗り越えてきた。「10年間いろんなことを感じながら活動してきた僕らだからこそ、伝えられることもあると思うし、そういう僕らだから共感してもらえる部分もあるんじゃないかなと思います」(中土居)

 前作では、自分たちの思いをそれぞれ日記のように綴って、それを持ち寄って話し合うところから歌詞作りを始めたというが、今回は、まず最初に核となるところをみんなで話し合ってベースの詞を作り、そこにメロディにはめていって、「ここをもうちょっとこうしたら歌いやすいよね」などとやりとりをして作っていったという。

 当初、列車を題材に『夜行列車に飛び乗って、夜明けを迎える時に朝日を見上げて、希望を見出して進み出す』とうテーマをみんなで考え、まず最初の3日間は列車の用語を使ったりして考えていたが、今回の曲はメロディの言葉数が少ないため、表現が回りくどくなってしまうと感じた。煮詰まってしまった中で、いったん白紙に戻し「また“夜明け”“希望”というシンプルなテーマで、書いていきました」(谷内)とのことだ。「レコーディングの直前まで、歌詞を何度も書き直しました。産みの苦しみは大きかったですね、今回は・・・」(鍵本)

 またミュージックビデオにも、彼らの強いこだわりがこめられている。“夜明け”を表現したくて、夜の9時から撮影を始め、後半の夜明けのシーンは実際に夜明けとともに撮影したという。「今回は、白と黒の世界観、光と陰の世界観の対比を意識しました。MVの冒頭からの、陰、黒の世界観の中には、10年間の葛藤や挫折、いろんな思いがあって、だけどStill〜まだまだやっていく〜という思いをを意識して表現しました。そして後半になると、朝もやのシーンで、その部分は希望に満ちた世界観になっていて、衣装も白で、光が射していて、柔らかな雰囲気になっています」(中土居)

 実際に夜から朝になっていく間に撮影することで「すごく感情移入ができました」(鍵本)という。
 また撮影中には「今回、10周年を締めくくる作品というのは意識していたので、撮影しながら、こんなこともあったなと考えてりしていましたね」と古屋敬多は振り返る。

 ダンスでもさらに進化した姿を見せている。アクロバットなど、激しく、クオリティの高いパフォーマンスで定評のある彼ら。今回はミディアム・バラードだが「でもミディアムとは思わせないくらい、展開がすごくあって…」(中土居)、「Leaders(ファン)からも『こんなに面白い振付で、展開があってよかった』と言っていただけたのがうれしかった」(鍵本)と満足のいく内容になったようだ。
 また谷内は「今年の第一弾シングルの『Wanna Be With You』から、ダンスって振りだけじゃない、演出の面でも面白く見せられると知ったので、今回も、それをパフォーマンスの方に生かしました」と話す。

 最後に、Lead10周年イヤーを振り返って、メンバーが語った。

「“感謝を伝えたい”という思いがすごく強かった10周年イヤーでした。10年間やってこれたのは応援してくださった方、支えてくださった方のおかげということが実感できた1年でした」(鍵本)

「本当にLeadersのみなさん、スタッフのみなさんのおかげで、この1年を集中して駆け抜けてこれましたし、パワーアップしたLeadというものをお見せできたと思います。また、ずっと掲げてきた、10周年ライブを達成できたのも、自分たちにとって大きな力になりました」(中土居)

「今年第一弾の『Wanna Be With You』からいろんなことが積み重なって、感謝を伝えたいという気持ちが高まっていった年。11年目はもっと挑戦をして、新たな面を見せて、パワーアップしていけたらなと思います」(谷内)

「10周年イヤーは、これから自分たちが生きていくうえでも、大事だった1年だと感じまています。最後まで、Leadパワー全開で駆け抜けていきたいです」(敬多)

 そんなLeadは、27日、東京・渋谷公会堂で、ワンマンライブ『THANKS a lot』を開催。ファンへの感謝を込めた、10周年イヤーを締めくくる公演になる。
「みなさんに『ありがとう』の思いを伝えたいです!」(古屋)、「もっともっといい2012年だったと言えるように頑張ります!」(中土居)と意気込みを語った。

関連写真

  • 新曲発売前日の今月11日に行われた東京ドームシティ・ラクーアでのイベントより。(左から)中土居宏宜、谷内伸也、鍵本輝、古屋敬多。
  • 同じくラクーアでのイベントより。
  • Leadニューシングル『Still』。ポニーキャニオンより発売中。

提供元:Deview

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