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『佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』 発売1年以上で異例の好セールス

 11年7月に発売されたアルバム『佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』が発売から1年以上経った今年、12/3付アルバムランキングで9位にランクインした。12/17付現在で累積3.1万枚を売り上げるなど、新作交響曲のCDとしては異例のセールスを記録し話題を集めている。

『佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』大友直人,東京交響楽団

『佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』大友直人,東京交響楽団

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■激動の半生・強い想いを込めた楽曲で中高年を中心に訴求

 佐村河内は作曲家として活動するなかで14年前に両耳の聴力を失うも、絶対音感を頼りに作曲を続けてきた。全聾になってからそれまでに書き上げた12番までの交響曲を全て破棄し、あえてイチから交響曲の作曲を開始、03年に「交響曲第1番《HIROSHIMA》」が完成。10年に東京交響楽団が大友直人の指揮により演奏したことで、CD発売時にはクラシックファンを中心に話題を集めていた。

 同作が再び注目を集めるきっかけとなったのが、NHK総合『情報LIVEただイマ!』で放送されたドキュメンタリー。作曲家としての生命線である聴力を失いながらももがき続けてきた佐村河内自身の激動の半生と、被ばく2世として生まれ、被ばくの苦しみ、復興の願いを込めた楽曲はクラシックファン以外にも訴求し、TV番組やスポーツ紙などでも相次いで取り上げられた。

 「Twitterなどを見ると“久しぶりにCDを買った”という方がたくさんいて、普段クラシックを聴かない方や、音楽から遠ざかっていた上の世代からの反響も高かった。彼の物語を含めて感動を誰かと共有したい、という思いがあるようですね」と話すのは、日本コロムビア インターナショナル制作宣伝部 プランナー・服部玲治氏。

 TV番組が起爆剤となったものの、“良いものを誰かに伝えたい”という口コミ効果も大きかったようだ。今後はさらにファン層を広げていく施策として、新聞広告等、中高年をターゲットとしたプロモーションを展開。さらに大きなヒットへとつなげていく。(オリジナル コンフィデンスより)

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