10月31日に発売された柴田淳の70年代カバーアルバム『COVER 70’s』が初動売上1.1万枚、初登場7位と好調な滑り出しとなり、各配信サイトでも1位を獲得するなど話題を集めている。原曲に忠実ながらも独自の世界観を感じさせる制作面でのこだわりや、発売前の試聴場所を1ヶ所にしぼったことが好スタートの要因のようだ。
柴田淳が11年目のデビュー記念日となる10月31日に発売したカバーアルバム『COVER 70’s』が、11/12付アルバムランキングで7位に初登場した。iTunes Storeの11/2付アルバムチャートでも1位を獲得するなど、CD、配信ともに好調な滑り出しとなっている。
同作は、柴田が幼少の頃から慣れ親しんできた70年代の名曲の数々をカバーした作品。耳にすれば誰もが知っているようなスタンダード・ナンバーが並んでいる。ビクターエンタテインメント 制作本部 ビクターレコーズ Victor Records 制作グループの大槻一裕氏によると、本作の制作にあたって一番留意した点は、カバーでありながらも「オリジナル感」だったという。
「例えば “ジャズ・スタンダード集”は誰が作っても“カバー集”とは呼ばれないですよね。それはプレイヤーが原曲とは違った独自の世界観を作り出しているからです。それと同じ発想で、幅広い世代の方が知っている日本のスタンダードを、柴田淳が歌うことで新たなスタンダードにできたらと思ったんです」(大槻氏)
羽毛田丈史氏によるアレンジは、原曲にも寄り添ったシンプルなものとなっている。歌詞、メロディー、そして彼女の歌をより際立たせる。
「決してすごい声量があるとか、毒があるといった特徴的な声を持っている、というわけではありませんが、個人的に彼女の一番の魅力は歌声にあると思っているんです。ですから羽毛田さんが原曲に敬意を払いつつも、彼女の歌声を際立たせるアレンジをして下さったことは嬉しかったですね」(大槻氏)
■音源の試聴はオフィシャルサイトのみ
本作は全て柴田自身による選曲であることをはじめ、プロモーションにおいても本人の意見が大きく反映されている。そのひとつが、オフィシャルサイトでのダイジェスト試聴。収録曲から1曲10秒程度にしたものをつなげ、2回にわたって配信した。
「実は発売日までは、試聴できる場所をオフィシャルサイトのみにしぼったんです。試聴できる時間や楽曲をフェードアウトさせるタイミングまで、本人が細かく決めています。最近では動画サイトなどで気軽に試聴ができるようになりましたが、あえて試聴場所を1ヶ所にしたことがポイントでした。約2万人のフォロワーがいる彼女のTwitterでつぶやいてもらい、口コミで拡散させていきました」(大槻氏)
こうしてコアファンに向けたアピールを行いつつ、発売タイミングにはさらに“音を聴かせる”施策を重ね、有線やラジオなどで街鳴りを徹底。ラジオ番組では生歌を披露した。
「カバーは誰もが知っている曲なので、聴いて良ければ気にしてもらえる」(大槻氏)との目論み通り、ラジオや店頭などで音を聴き、購買につながったケースも多かった。タワーレコード新宿店 チーフ・馬嶋亮氏は「店頭でずっと流していたのですが、とても反応が良く、「これは誰が歌っているの?」というお客様もいらっしゃいました。発売してすぐは限定盤をお買い求めになる方が多く、コアな方が多かった印象ですが、少し経ってからは通常盤を購入する40 代以上の男性も増えています。週末の動きが良く、ロングヒットの兆しもあります」と話す。
今後は音を聴かせるプロモーションを継続しながら、さらに幅広い層へ向けたアプローチも実施していくという。大槻氏が「長く売れるスタンダードにしたい」と話す通り、本作が多くの人に名曲との出会いや再発見を提供することに期待したい。(オリジナル コンフィデンスより)
柴田淳が11年目のデビュー記念日となる10月31日に発売したカバーアルバム『COVER 70’s』が、11/12付アルバムランキングで7位に初登場した。iTunes Storeの11/2付アルバムチャートでも1位を獲得するなど、CD、配信ともに好調な滑り出しとなっている。
「例えば “ジャズ・スタンダード集”は誰が作っても“カバー集”とは呼ばれないですよね。それはプレイヤーが原曲とは違った独自の世界観を作り出しているからです。それと同じ発想で、幅広い世代の方が知っている日本のスタンダードを、柴田淳が歌うことで新たなスタンダードにできたらと思ったんです」(大槻氏)
羽毛田丈史氏によるアレンジは、原曲にも寄り添ったシンプルなものとなっている。歌詞、メロディー、そして彼女の歌をより際立たせる。
「決してすごい声量があるとか、毒があるといった特徴的な声を持っている、というわけではありませんが、個人的に彼女の一番の魅力は歌声にあると思っているんです。ですから羽毛田さんが原曲に敬意を払いつつも、彼女の歌声を際立たせるアレンジをして下さったことは嬉しかったですね」(大槻氏)
■音源の試聴はオフィシャルサイトのみ
本作は全て柴田自身による選曲であることをはじめ、プロモーションにおいても本人の意見が大きく反映されている。そのひとつが、オフィシャルサイトでのダイジェスト試聴。収録曲から1曲10秒程度にしたものをつなげ、2回にわたって配信した。
「実は発売日までは、試聴できる場所をオフィシャルサイトのみにしぼったんです。試聴できる時間や楽曲をフェードアウトさせるタイミングまで、本人が細かく決めています。最近では動画サイトなどで気軽に試聴ができるようになりましたが、あえて試聴場所を1ヶ所にしたことがポイントでした。約2万人のフォロワーがいる彼女のTwitterでつぶやいてもらい、口コミで拡散させていきました」(大槻氏)
こうしてコアファンに向けたアピールを行いつつ、発売タイミングにはさらに“音を聴かせる”施策を重ね、有線やラジオなどで街鳴りを徹底。ラジオ番組では生歌を披露した。
「カバーは誰もが知っている曲なので、聴いて良ければ気にしてもらえる」(大槻氏)との目論み通り、ラジオや店頭などで音を聴き、購買につながったケースも多かった。タワーレコード新宿店 チーフ・馬嶋亮氏は「店頭でずっと流していたのですが、とても反応が良く、「これは誰が歌っているの?」というお客様もいらっしゃいました。発売してすぐは限定盤をお買い求めになる方が多く、コアな方が多かった印象ですが、少し経ってからは通常盤を購入する40 代以上の男性も増えています。週末の動きが良く、ロングヒットの兆しもあります」と話す。
今後は音を聴かせるプロモーションを継続しながら、さらに幅広い層へ向けたアプローチも実施していくという。大槻氏が「長く売れるスタンダードにしたい」と話す通り、本作が多くの人に名曲との出会いや再発見を提供することに期待したい。(オリジナル コンフィデンスより)
2012/11/14




