ピン芸人のたむらけんじ（39）が21日、淡路島国営明石海峡公演特設ステージで自身の芸歴20周年イベント『TKF大祭り』を開催。カラオケ企画で同期の陣内智則（38）、ケンドーコバヤシ（40）がMCを務め、ケンコバと同い年のはるな愛も混じって報道陣の取材に応じた。この日10年ぶりの新ネタコントを披露したたむらは、ケンコバは「僕と陣内はネタもつくって20周年だけど、たむけんは凝縮したら3年くらいなものですよ」と物言い。慌てて言い返すたむらだったが、気心の知れた2人からの祝福に表情は緩みっぱなしだった。

　イベントも残りわずかとなり、たむらは「気持ちがふわふわして今は何も考えられない。準備もしんどくて早く終われって思ってたけど、今は複雑な気持ち」と放心状態。陣内も「これだけ人を集めてたいした奴やなと。楽しかった」と素直な思いを語ると、たむらは「なかなか褒めてくれない。初めてくらいかも。今は何も考えてないけど、機会があったらまたやりたい」と照れくさそうに微笑んだ。

　自身の晴れ舞台を大好きな淡路島に決め、これまでPRを行ってきたたむら。「政界どうこう言ってたのはどうなったん」と振られ、「イベントをやるって決めてから選挙がどんどんズレ出して、運命かなって。オファーがあれば受けたってもいいけどな」。乗り気なのか冗談なのかもわからず、周囲が本気だと捉えると、慌てて「せえへん」と否定。ケンコバから「相変わらずジョーク下手やね」と笑われていた。