香川といえば讃岐うどん。観光の目玉であり、県民のソウルフードでもある。しかし、このうどん文化が県民の健康を害する一因になっているとして、香川県が対策に乗り出したという。対象はズバリ、糖尿病。事実、厚生労働省(平成21年地域保健医療基礎統計)によると、同県は糖尿病で医療機関を利用する割合が、平成20年は全国一高いのである。同県健康福祉部は、うどんと一緒に野菜を食べるよう指導を始めた。 その糖尿病だが、ヒトが糖尿病になるメカニズムをご存じだろうか? キーワードは、糖質(炭水化物から食物繊維を抜いたもの)だ。うどんの原料である小麦は、糖質を多く含む。糖質を摂取すると血糖値がグッと上がるが、それはインスリンというホルモンの頑張りによって引き下げられる。しかし、糖質の多い食生活を長期間続けるうちにインスリンの能力が落ちるなどすると、体内の糖分を処理しきれなくなる。これが糖尿病であり、多くの場合は肥満もセットでやってくる。
2012/08/14