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【編集長の目っ!】人気急上昇中、LiSAって?

■アニメソングシーンから生まれた“超新星”

 すごく元気を与えてくれる、“前を向かせてくれる”声だなと思った――LiSAの2ndシングル「crossing field」(8月8日発売)を聴いて。

 LiSAは2010年春より放送された人気TVアニメ『Angel Beats!』の劇中バンド“Girl Dead Monster(ガルデモ)”の2代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜擢され、以後ガルデモ名義でリリースしたシングル、アルバムともにヒットさせた。その後、2011年春にソロデビューミニアルバム『Letters to U』をリリースし、全国ライブハウスツアーを行い、これでシンガー・LiSAの人気に火が点いた。

 彼女はいつまでも“ガルデモのユイ”ではなかった。岐阜県出身の彼女は上京後、デビューを目指し下積みを積み苦労し、“ガルデモのユイ”の声、というチャンスを掴んだ。でもそのチャンスを今度は自らの手で、LiSAというアーティストに昇華させた。各地でイベントやライブを行っていくなかで、その常にポジティブで明るいキャラクターが受け、また在学中にロックバンドを組んでいたことから、圧倒的なボーカルパワーはもちろん、ステージングの上手さに、常にライブはお客さんと“一体”となり、評判を呼んだ。昨年12月に行われた初の渋谷公会堂ワンマンは即完、今年4月の日比谷野外音楽堂も即完と、その勢いはとどまる所を知らない。まさに今“伸びている”アーティストの1人だ。

 本人もとにかくライブに力を注いでいて、そのこだわりには関係者も舌を巻くほどだ。先日のシンガポール公演では、まったく英語ができない彼女が猛特訓し、MCの半分を英語でしゃべり、しっかり感情を込めお客さんに伝えることができた。さらにライブの主人公はもちろん彼女だが、彼女のライブに携わっている全スタッフの顔と名前、その役割をすべて覚えているという。当たり前と思うかもしれないけど、末端のスタッフの顔と名前、担当まで覚えている人はなかなかいないし、簡単なことではない。そんな彼女へのスタッフの信頼は厚く、少しでもいいライブを作るためには、どんな苦労もいとわない。

彼女がお客さんと一体になる前に、まずバックステージで彼女と全スタッフが一体となっている。これも彼女が苦労しているからこその気持ち、姿勢の表れであり、歌も、彼女が書く詞にも説得力がある。だからお客さんにきちんと伝わるのだろうし、それに感動してお客さんが気持ちをステージにぶつけてきて、一体感が生まれるのではないだろうか。いいライブになるわけだ。彼女の場合、スタートがアニメソングというだけで、そのライブは大きな意味でロックだといえる。繊細で、でも情熱的で、人の心をしっかりと掴むことができるシンガーだ。

 昨年11月にリリースした1stシングル「oath sign」は人気テレビアニメ『Fate/Zero』のオープニングテーマに起用され、シングルランキング最高位5位・約8万枚というヒットになった。そして8月8日に発売された2ndシングル「crossing field」も、シリーズ累計が400万部を超える人気小説『ソードアート・オンライン』をアニメ化した注目作のオープニングテーマに起用されている。表題曲「crossing〜」は1stシングル「oath〜」や『魔法少女まどか☆マギカ』のオープニングテーマ「コネクト」を手がけた渡辺翔が作詞・曲を手がけている。

 収録曲はロック、ガーリーでポップなものまで振り幅が広い。そしてどの作品も、ライブですごく映えるアレンジが施されているなと思うのは、気のせいだろうか?やはりライブのことを考えた作品作りにこだわっているのかなと思ってしまう。

 すごく元気を与えてくれる、“前を向かせてくれる”声を聴きに、LiSAのライブに行ってみませんか?

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関連写真

  • LiSA
  • 「crossing field」【期間生産限定盤】
  • 「crossing field」【初回生産限定盤】
  • LiSAの2ndシングル「crossing field」(通常盤)

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