お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春、オリエンタルラジオの藤森慎吾、ジョイマンが28日、山梨・富士急ハイランドの新イベント『絶望要塞』のオープニングイベントに登場した。脱出成功確率10万分の1という超難関アトラクションということで、報道陣から「何から脱出したい？」との問いに、かつてラップ芸で一世を風靡したジョイマンは「ラップ芸もそろそろヤバイですかね…」と吐露した

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　うだるような暑さの中、会場には多数の報道陣、観客が集結。超難関アトラクションをクリアするには“知力”“体力”“時の運”が必要ということで、3組の芸人に白羽の矢が立った。

　“知力”担当の藤森は「富士急ハイランドにいる女子はかわうぃ〜ね〜！ 世間ではチャラ男で通っていますけど、実は明治大学を卒業してますし、知力も兼ね備えています！」と自信満々。白のタンクトップ姿で登場した“体力担当”庄司は「富士急ハイランドにいる…ミキティ−!!」と絶叫し、藤森を呆れさせた。さらにお得意のラップのリズムに乗って登場した“時の運”担当ジョイマンは程よい塩梅のスベリ具合で場の空気を和らげた。

　遊園地デートが大好きだという藤森だが「絶叫マシンは女の子よりも男同士で来ることが多いですね」とチャラ男らしからぬ意外な発言。「でも『絶望要塞』では知力とチャラさを駆使して女の子に良いとこ見せたいですね」とニヤリ。

　先ごろ妻でタレントの藤本美貴との間に第1子が誕生した庄司は「今は子供も6キロくらいなんで抱っこしながらスクワットしたり、腕立てやってます！」と体力自慢をアピール。司会からアトラクション名にちなんだ“絶望”をテーマにラップ芸を振られたジョイマンだったが、しどろもどろ…。庄司から「ホントに“時の運”持ってたの？」と憐みの目で見られていた。

　アトラクションを体験し、報道陣の前に戻ってきた3組は見事途中でギブアップ。だが、館内で最もはしゃいでいた庄司は「すごく面白かった！ 謎解き要素がたくさんあって飽きませんね！」と興奮気味。「何から脱出したい？」の問いには「“ミキティー！”ネタはもう封印した方がいいんでしょうね。でも今後もやっちゃうと思いますけど」と続投宣言。

　藤森も「僕もそろそろチャラ男から脱出しないといけないですかね」とキャラ変更を示唆。ジョイマンも得意のラップ芸について「そろそろラップ芸も飽きられているんで…」とポツリ。すかさず報道陣から「ラップ芸を封印する予定ですか？」との問いには「い、いや、やめるつもりはなくて…あの、もっと高めたいなって」と終始しどろもどろのコメントで笑いを誘った。