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男性K-POP新潮流のキーワードは「かわいい」

 今年デビューしたK-POPアーティストを中心に、キム・ヒョンジュン2AM、イ・スンギ、IU、TEENTOP、A Pink、BOYFRIENDB1A4Gummyのファン層や情報摂取状況、イメージなどについて、オリコンがファンへのアンケート調査を実施したところ、一定の共通キーワードが浮かび上がった。興味深いことに特に男性グループについて「かわいい」という言葉が目立った。(オリジナル コンフィデンス「K-POP&韓流白書」より)

TEENTOPファンとK-POPファンのイメージキーワード比較

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 たとえば、メンバー全員が10代で、「頂上に立つ10代」がコンセプトの男性6人組グループTEENTOP。11年12月に東京・SHIBUYA-AXでファンミーティングを実施。12年6月には自身初のZeppツアーを東名阪で開催した。ファン層は40代女性がもっとも多いが、20代、10代の割合がK-POPファンの平均よりも高めになっている。また、ファンの韓国エンタテインメントに関心を持ち始めた時期を見ると、『冬のソナタ』ブーム時の「03年〜04年頃」が多い。

 最初に知った情報源は、「音楽番組」「BS/CS番組」で、普段の情報源はこの2つに加え、「YouTube」や「Twitter」、「公式ブログ」などの比率がK-POPファン平均より高い。アーティストイメージは「かわいい」がトップで、「エネルギッシュな」「元気な」「かっこいい」といったワードもあがっており、「かわいい」と「かっこいい」のイメージが共存している。

 一方、男性6人による正統派ボーイズグループのBOYFRIENDは、6月に日本限定盤シングル「We are“BOYFRIEND”」をリリース。同月、東京・日本武道館でデビューショーケースを開催した。

 ファン層は40代女性がもっとも多く、次いで20代女性。ファンの韓国エンタテインメントに関心を持ち始めた時期を見ると、TEENTOPと同様に03年〜04年頃の割合が若干高い。最初に知った情報源は、「音楽番組」「BS/CS番組」「家族・友人・知人の話」などの比率が高い。アーティストへの評価は「メロディー」「振付・ダンス」で“とてもよい”のポイントが高い。アーティストイメージは、「かわいい」「明るい」「元気な」「あどけない」といった要素が高め。楽曲の持つイメージとシンクロして伝わっているようだ。今後の意向ではライブ、パッケージをはじめ、全ての項目でK-POPファンの平均を上回る、高い購入意向を示した。

⇒⇒ BOYFRIENDのファンクラブ情報

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