女優・宮崎あおいと俳優・大沢たかおが出演する長編アニメ映画『おおかみこどもの雪と雨』(7月21日公開)の追加キャストが30日、発表された。農作業を手ほどきする村の長老的な男性に菅原文太が起用。アニメの声優はジブリ『ゲド戦記』(2006年)以来、6年ぶりとなる。このほかベネチア映画祭の新人賞で注目を集める染谷将太、女優陣は谷村美月、麻生久美子らが顔を揃える。
同作は、“おおかみおとこ”とのおとぎ話のような恋をきっかけに、結婚、出産、そして子育てを通じて女性として成長していく主人公・花(はな)と、数奇な運命を受け入れ、花と子どもたちを優しく見守り続ける“おおかみおとこ”の物語。
菅原は今作の役どころ同様に、自身でも俳優業の傍ら農作に従事しており「農業というものはもっと単純で本当は楽しいものなんだ、風や水や空気に囲まれてこつこつ作っていくものなんだということを、おおかみこどもたちが今の若い日本人に気が付かせてくれるといいね。監督、そういう作品をつくりな」とエールを贈っている。また、同作の鍵となるオオカミの存在については「かつて日本が日本らしくあった時代の象徴というか、子供たちに夢を与えてくれるような存在であったと思う」としている。
アニメ初挑戦となる染谷は「すごく楽しかったです。細田監督は初めてお会いしたときから、魅力的な方だなと思っていました。良くない緊張の部分を和らいでくれて」と、人柄を絶賛。一方、細田監督の前作『サマーウォーズ』にも登場した谷村は「ファンタジーな部分もありつつ、親しみのある感じが楽しみですね」と作品の世界観に期待を寄せ、麻生も「台本の段階でステキなお話だし面白かったので、完成して画が動くと、いつものようにものすごく感動するんだろうな」と、公開を心待ちにしている。
2009年に映画『サマーウォーズ』で日本アカデミー賞をはじめ、海外でも数々のグランプリを獲得した細田監督。来月にはフランス・パリにて「細田守アートワーク展」(6月27日〜7月21日)が決定し、8月29日からは新作『おおかみ〜』がフランスで公開。これに伴いパリでワールドプレミアも開催されるなど、日本を代表する若手アニメ監督の3年ぶり新作に海外も大きな注目を寄せている。
同作は、“おおかみおとこ”とのおとぎ話のような恋をきっかけに、結婚、出産、そして子育てを通じて女性として成長していく主人公・花(はな)と、数奇な運命を受け入れ、花と子どもたちを優しく見守り続ける“おおかみおとこ”の物語。
菅原は今作の役どころ同様に、自身でも俳優業の傍ら農作に従事しており「農業というものはもっと単純で本当は楽しいものなんだ、風や水や空気に囲まれてこつこつ作っていくものなんだということを、おおかみこどもたちが今の若い日本人に気が付かせてくれるといいね。監督、そういう作品をつくりな」とエールを贈っている。また、同作の鍵となるオオカミの存在については「かつて日本が日本らしくあった時代の象徴というか、子供たちに夢を与えてくれるような存在であったと思う」としている。
アニメ初挑戦となる染谷は「すごく楽しかったです。細田監督は初めてお会いしたときから、魅力的な方だなと思っていました。良くない緊張の部分を和らいでくれて」と、人柄を絶賛。一方、細田監督の前作『サマーウォーズ』にも登場した谷村は「ファンタジーな部分もありつつ、親しみのある感じが楽しみですね」と作品の世界観に期待を寄せ、麻生も「台本の段階でステキなお話だし面白かったので、完成して画が動くと、いつものようにものすごく感動するんだろうな」と、公開を心待ちにしている。
2009年に映画『サマーウォーズ』で日本アカデミー賞をはじめ、海外でも数々のグランプリを獲得した細田監督。来月にはフランス・パリにて「細田守アートワーク展」(6月27日〜7月21日)が決定し、8月29日からは新作『おおかみ〜』がフランスで公開。これに伴いパリでワールドプレミアも開催されるなど、日本を代表する若手アニメ監督の3年ぶり新作に海外も大きな注目を寄せている。
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2012/05/30