「オスだと思って婿入りしたけど実はメスだった」ことで話題となったホッキョクグマのツヨシ(メス)が、お婿さん候補のユキオ(オス)と同居を開始した。釧路市動物園が23日、発表した。2頭の同居は22日よりスタート。初日は1時間、翌日は2時間の同居を行っており、同園によると相性はまずまず。今後も観察を続けながら同居時間を増やしていく予定だという。 ツヨシは2003年12月に札幌市円山動物園 で誕生し現在8歳。生後3ヶ月の頃に外見による性別判断が実施され、尿道と肛門の距離が近いことから“オス”と判断。ツヨシと名付けられ、05年1月に“お婿さん”として釧路市動物園へ渡った。同園で繁殖のための同居が試みられたが一向にその気配がなく、08年11月に再検査を行ったところメスと判明。すでに地元のアイドルとなっていたため名前は変えず、現在も“ツヨシ”の名で来園者に笑顔と癒しを与えている。
2012/05/24