延命治療を拒否し昨年12月24日に直腸がんで亡くなった俳優・入川保則さん(享年72)の遺作映画『ビターコーヒーライフ』が12日、公開初日を迎えた。都内劇場では入川さんの遺影を抱えた長男の鈴木正則さんをはじめ、キャストによる舞台あいさつが行われた。
鈴木さんは「この作品があったから父は去年の12月まで生きられた。こんなにたくさんの方に観にきていただけて公開を迎えられたことは、感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量。入川さんの娘役を演じた山本ひかるも「いまここに一緒に立っているような気持ちです」と語り、キャストそれぞれが入川さんに“最後の”メッセージを送った。
元警視庁捜査一課刑事の経歴を持つ喫茶店マスター・森川哲朗(入川さん)が末期がんで自分の死期を悟り、20年前の殺人事件で逮捕した犯人と、その犯人から引取って育てた養女を引き合わせようと奔走する親子の愛を描いたストーリー。山本は「このあいさつを入川さんが天国で見てると思う」とほほ笑み「入川さんは最後まで俳優でしたので、私も最後まで女優でいようという目標ができました。本当に感謝しています」と話した。
横山浩之監督は「最後の最後まで入川さんがいられなかったことが唯一の悔い。僕は入川さんのお手伝いをしただけなので、これは入川さんの作品です」と吐露。入川さんと初共演した赤塚真人は「3回も結婚したのに『最後にもう1回結婚したい』とか言ってた。最後まで女性が大好きで、すごいよ」と人柄を明かすと、大和田健介も「『AKB48はいいよな、結婚したい』とも話してました」と続けて笑いを誘っていた。
舞台あいさつにはほかに國元なつき、窪塚俊介、飯田ゆか(スマイル学園)が出席した。
鈴木さんは「この作品があったから父は去年の12月まで生きられた。こんなにたくさんの方に観にきていただけて公開を迎えられたことは、感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量。入川さんの娘役を演じた山本ひかるも「いまここに一緒に立っているような気持ちです」と語り、キャストそれぞれが入川さんに“最後の”メッセージを送った。
元警視庁捜査一課刑事の経歴を持つ喫茶店マスター・森川哲朗(入川さん)が末期がんで自分の死期を悟り、20年前の殺人事件で逮捕した犯人と、その犯人から引取って育てた養女を引き合わせようと奔走する親子の愛を描いたストーリー。山本は「このあいさつを入川さんが天国で見てると思う」とほほ笑み「入川さんは最後まで俳優でしたので、私も最後まで女優でいようという目標ができました。本当に感謝しています」と話した。
横山浩之監督は「最後の最後まで入川さんがいられなかったことが唯一の悔い。僕は入川さんのお手伝いをしただけなので、これは入川さんの作品です」と吐露。入川さんと初共演した赤塚真人は「3回も結婚したのに『最後にもう1回結婚したい』とか言ってた。最後まで女性が大好きで、すごいよ」と人柄を明かすと、大和田健介も「『AKB48はいいよな、結婚したい』とも話してました」と続けて笑いを誘っていた。
舞台あいさつにはほかに國元なつき、窪塚俊介、飯田ゆか(スマイル学園)が出席した。
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2012/05/12