俳優の阿部寛、上戸彩が13日、都内で行われた映画『テルマエ・ロマエ』舞台あいさつに登壇した。今作の舞台となるイタリア全土での公開決定が発表されると、古代ローマ人役を演じた阿部は「ビックリした。これからイタリア旅行しやすくなる」とホクホク顔。イタリアでは50館以上での上映を想定し、今年中の公開が予定されている。
“テルマエ”現象が映画の舞台・イタリアにも広がった。今年4月にイタリアで行われた欧州最大のアジア映画祭『第14回ウディネ・ファーイースト映画祭』で上映され、インターネット投票で決定される『マイムービーズ賞』を受賞するなど、現地の人々にも受け入れられていた。
阿部は「2月にローマで公開されたときも反応が良くて、イタリアでも買ってくれないかなと話してたので、それが実現して驚いてる」と話し、上戸も「観終わったあとのイタリアの人の表情が明るくて、嬉しかった。またイタリアの人と観たいと話してたんです」と吉報に声を弾ませた。
イタリアの配給会社タッカーフィルムは、同映画祭での反応に手応えを感じたといい「本作が“コメディ”であると同時に、非常に“インテリジェント(聡明で知的)”な作品であるというところに魅力を感じた」と、オファーの決め手を語った。
同国のほか、台湾、香港での公開が決定。原作コミックは現在、イタリア、フランス、台湾、韓国、タイで翻訳され、今後はアメリカ、イギリス、スペインでの発売も決まっており、“テルマエ”ブームが世界に広がりを見せている。
“テルマエ”現象が映画の舞台・イタリアにも広がった。今年4月にイタリアで行われた欧州最大のアジア映画祭『第14回ウディネ・ファーイースト映画祭』で上映され、インターネット投票で決定される『マイムービーズ賞』を受賞するなど、現地の人々にも受け入れられていた。
阿部は「2月にローマで公開されたときも反応が良くて、イタリアでも買ってくれないかなと話してたので、それが実現して驚いてる」と話し、上戸も「観終わったあとのイタリアの人の表情が明るくて、嬉しかった。またイタリアの人と観たいと話してたんです」と吉報に声を弾ませた。
イタリアの配給会社タッカーフィルムは、同映画祭での反応に手応えを感じたといい「本作が“コメディ”であると同時に、非常に“インテリジェント(聡明で知的)”な作品であるというところに魅力を感じた」と、オファーの決め手を語った。
同国のほか、台湾、香港での公開が決定。原作コミックは現在、イタリア、フランス、台湾、韓国、タイで翻訳され、今後はアメリカ、イギリス、スペインでの発売も決まっており、“テルマエ”ブームが世界に広がりを見せている。

2012/05/13