ロックバンド・X JAPANが11日（日本時間12日）、米ロサンゼルスのクラブ・ノキアで行われた米最大のハードロック／ヘヴィメタルの祭典『第4回ゴールデン・ゴッズ・アワード』で「ベスト・インターナショナル・バンド賞」を受賞した。アジア系のバンドとしては受賞のみならず、ノミネートされたのも初の快挙となった。

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　同アワードは米音楽誌『Revolver（リヴォルバー）』が2009年に創設。例年、世界レベルのアーティスト、オジー・オズボーン、メタリカらのパフォーマンスが注目され、米国内最大のハードロック賞とされている。

　計11部門の賞の中で、海外バンドの最高賞にあたる「ベスト・インターナショナル・バンド」賞には、ドイツのRammstein（ラムシュタイン）、イタリアのLacuna Coil（ラクーナ・コイル）、ブラジルのSepultura（セパルトゥラ）、ポーランドのBehemoth（ベヒーモス）、スウェーデンのMeshuggah（メシュガー）らメジャーバンドがノミネートされるなか、X JAPANが受賞した。

　リーダーのYOSHIKIは「僕たちを評価してくださって感謝します。僕たちは日本から来たバンドです。2010年に北米ツアーを、そして昨年、世界ツアーを行いました」とあいさつ。「現在、世界デビューアルバム制作の最終段階に入っています。近々、世界ツアー第2弾も計画中です。最後に、最愛のX JAPANのファンたちへひと言。これからもロックし続けるよ！　愛してるよ！」とスピーチした。