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草刈民代、36年のバレエを糧に初ミュージカル挑戦「表現高めたい」

 36年のバレエ生活から引退して早3年。女優・草刈民代(46)が今月9日から初挑戦となるミュージカル『9時から5時まで』(東京・天王洲銀河劇場)に挑む。「私がやる一つひとつのことが、『踊ってきた人は何ができるのか』という見方にも繋がると思うので、そこの責任感はあります」とプレッシャーを明かす草刈。ダンサーとして培ってきた経験を糧に、新たなフィールドに立つ彼女に今作への意気込みを聞いた。

『9時から5時まで』でミュージカルに初挑戦する草刈民代 (C)ORICON DD inc.

『9時から5時まで』でミュージカルに初挑戦する草刈民代 (C)ORICON DD inc.

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 2009年にブロードウェイで初演され、楽曲賞、振付賞ほか、トニー賞全4部門にノミネートされた同作。大勢の社員が働く大企業を舞台に、3人のOLがパワハラ上司に対抗すべく立ち上がるコメディで、草刈はパワハラ上司のせいで手柄を横取りされている子持ちの未亡人・バイオレットを演じる。

 女性が台頭する企業も珍しくない昨今とあり、草刈は「より前向きな気持ちになろうという部分が表現されているので、今やることに意味があると思う」と真摯に向き合う。

 ミュージカルといえば、歌と踊りと演技の融合が醍醐味。「バレエでは踊っている時にセリフを言わないので、全部が身につくまではギクシャクした」と本音を明かすも、バレエ引退後も続けていた発声練習のかいもあり「ちゃんと流れができてしまえば楽しい。発声も歌う声になるまでは、どういう声を出せばいいのかわからなかったけど、わかってきました」と手応えをつかんでいる。

 どんな役にも柔和に対応したいといい「幅広くいろんなことをやろうという、間口を広げています」と語る草刈。その女優としての心意気は「バレエからの解放」が大きいと力を込める。「バレエは、一般的にも知られていないし、私自身、日本のバレリーナであるという自負と責任感があった。けれど、バレリーナよりは女優さんの方が仕事の内容も知られているので、あの時に比べて責任感を感じることはないんです」。

 女優に転身し、バレリーナ時代に背負っていた使命感から解き放たれた今、「インスピレーションを感じたものならなんでもやりたい」と展望を語る草刈は「自分がやりたいと思った事は、できる限りの努力をきちんとして、表現を高めていきたいです」と、表現者としての新たな高みを目指している。

ミュージカル『9時から5時まで』チケット発売情報

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