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『マブラヴ』シリーズ初のTVアニメ『トータル・イクリプス』今夏放送開始

 PCゲームを原点に幅広いメディアで展開する『マブラヴ』シリーズ初のテレビアニメ化作品『トータル・イクリプス』が今夏より放送されることが20日、わかった。キャスト、スタッフ、そして最新ビジュアルもオープン。異星起源種の侵略により、滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、人型兵器“戦術機”の新型開発をめぐる、熱き人間たちのドラマを描くロボット・アクション作品として、同シリーズに新たな歴史を刻む。

今夏放送開始のテレビアニメ『トータル・イクリプス』キービジュアル (C)吉宗鋼紀・ixtl / オルタネイティヴ第一計画

今夏放送開始のテレビアニメ『トータル・イクリプス』キービジュアル (C)吉宗鋼紀・ixtl / オルタネイティヴ第一計画

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 『マブラヴ』シリーズの原点は2003年にアダルトゲームメーカー『アージュ』からリリースされたPCゲーム。続いて2006年に発売されたPC用恋愛アドベンチャーゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』は、その緻密なストーリーと世界設定で多くのゲームファンを魅了し、その後、数々のシェアードワールド作品(世界設定を共有する作品群)がメディアミックスで展開されている。

 その中の一つ、『〜オルタネイティヴ』のサイドストーリーを描いたライトノベル『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』(原作:吉宗鋼紀/エンターブレイン「ファミ通文庫」)は、漫画化(アスキー・メディアワークス「電撃コミックス」)され、ラジオ番組(文化放送)になり、アニメ化、さらにゲーム化も予定されている。

 テレビアニメでは、『マブラヴ』シリーズのixtl(イクストル)と『マクロス』シリーズのサテライトが、合同でアニメーションを制作。監督は稲垣隆行、キャラクターデザインは原由美子が担当。製作総指揮は『マブラヴ』シリーズ原作者である吉宗氏が務める。

 メインキャストには、小野大輔(ユウヤ・ブリッジス役)、中原麻衣(篁唯依役)、生天目仁美(クリスカ・ビャーチェノワ役)、能登麻美子(イーニァ・シェスチナ役)、野川さくら(タリサ・マナンダル役)、杉田智和(ヴィンセント・ローウェル役)ら実力派声優陣が集結。

 4月7日(土)にはテレビアニメ化を記念したライブイベント『TE MEMORIAL NIGHT powered by MUV-LUV』の開催も決定し、『マブラヴ』シリーズのアーティストによるライブやアニメの最新情報の発表も予定されている。

【ストーリー】
 1973年、地球に襲来した異星起源種「BETA」によって引き起こされた戦争は、人類を滅亡の淵へと追いやった。圧倒的な物量で迫るBETAに対し、人類は対BETA戦人型兵器「戦術機」を実用化して戦線に投入、世界規模の抵抗を試みた。しかし、押し寄せるBETAに劣勢を強いられた人類は、ユーラシア大陸の大半を失うことになる。以降、30年近くも攻防は続くが、BETAとの戦いに光明は見えず、人類は未だ泥沼の中でもがいていた。2001年、極東の最前線を支える日本帝国では、次期主力戦術機の開発が問題となっていた。そこで、国連軍の「プロミネンス計画」における日米共同の戦術機改修計画が提案される。帝国斯衛軍に籍を置く篁唯依は、計画責任者の任を与えられてアラスカへと向かう。同じ頃、米国軍の若き衛士ユウヤ・ブリッジスもまた、アラスカの地を目指していた。この2人の出会いが運命を大きく変えることになる。

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