解散を発表した5人組バンドのココア男。が21日、東京・SHIBUYA-AXで全国ツアー『ココア男。 LIVE TOUR 2012 〜君にプレミアムLOVE心愛』の最終公演を行った。ラストステージとなる同ライブで、リーダーの鎌苅健太は「これまでの約2年間いろんなことがありました。たくさんの笑顔をありがとう」とファンに感謝した。

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　恋愛バラエティ番組『イケメンデルの法則』（関西テレビ）の一企画として誕生したココア男。は、人気俳優の鎌苅（Vo）、鈴木勝吾（G）、細貝圭（B）、米原幸佑（Dr）、井出卓也（Key）の5人で結成。デビューシングル「甘い罠 苦い嘘、、、」（2010年4月14日）が、オリコンデイリーシングルランキング（2010/4/13付）で初登場10位を獲得し、話題となった。

　メンバーは「CD1枚だけと言っていた話が、奇跡的な出会いでここまで続けられました。ココア男。はいろんなことを経験させてくれました」（細貝）、「年下の自分が好き勝手できたのはこのメンバーだから。ホントに家族のような仲間でした」（井出）と活動を振り返り、「いつかまた、何かおもしろいことができたらいいなと思います」（米原）、「今後、仕事を通じて恩返ししていきと思います」（鈴木）と今後の活躍に期待がかかる。

　この日、これまで発表してきた楽曲のほか、細貝と鎌苅によるデュエット、米原・井出・鈴木の3人によるダンスパフォーマンスなど、テレビの企画から出てきたバンドとは思えぬスキルと多彩なパフォーマンスで観客を魅了した。

　なお、ココア男。は、3月14日にラストシングル（タイトル未定）を発売する予定。