コント日本一を決める『キングオブコント2011』で4代目王者に輝いたお笑いトリオ・ロバートが27日、都内で行われた優勝賞金1000万円授与式に出席。以前から賞金の分配について3等分を拒否していた秋山竜次は「僕は600万いただく！」と断言。すると馬場裕之も「僕は400万！」と続き、山本博は「マジで困るって！」とかみつくなど、公の場で激しい討論を繰り広げた。秋山は「あのコンテスト（優勝）からギクシャクしてる」と“内紛状態”を明かし、笑いを誘った。

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　発売中の『キングオブコント2011』のDVD発売を記念して行われた同イベント。アタッシュケースに入った現ナマの1000万円に大興奮の3人だったが、秋山は「333万とか、こまごましたのは嫌だ。俺がネタを作るのに何回ルノアールに行ったと思う？　雑費も含めて600万もらわないと！」と鼻息荒く語り、「ぶっちぎりで秋山がもらわないと、ロバートを結成した意味がないだろ！」と強気に吠えた。

　さらに、秋山が残り400万を馬場と山本に均等に分けるようにうながすと、馬場は「400万円もらえると思ってたから黙ってたのに」と物言い。反論をしなければ1円も入らないことになる山本も「実際、どうすんのよ？ 金でこんなに争うか？」と嘆いていた。

　結局、正式な分配金額は決まらずだったが、秋山は「600万円の使い道は、地元の町・福岡に何か貢献できたら。ロックの殿堂のような手形を作ったり、何か活かせることに使いたい。奥さんに50万あげて、実家のお母ちゃんや弟にもあげたい」と夢見心地。「弟にあげるなら、俺にくれよ」と抵抗する山本に対し、馬場も「400万もらったら、100万は博に給料として渡すよ」と勝手に話を進めていた。

　イベントには『キングオブコント2011』ファイナリストの2700をはじめ、パンサー、ジャングルポケット、チョコレートプラネット、スパイク、横澤夏子、田中涼子も出席した。