広末涼子が17日、都内で行われた宮藤官九郎脚本の連続ドラマ『11人もいる!』(テレビ朝日系)制作発表会見に出席した。約1年ぶりのドラマ出演となる広末は「まるで異空間にいるような気分で、とても楽しんで撮影しています」と満足げ。一方で、“元ストリッパーの幽霊”という奇抜な役どころに「(第2子を出産し)母性のど真ん中にいるなかで、乱暴で言葉遣いが悪いという、日常と正反対な役を与えてくれた宮藤官九郎さんに感謝しています」と、笑顔で宮藤に皮肉のコメント。作品をアピールする際にも「たくさんの人に観てもらいたいんですけど、小さい子は観ないでほしい…」と複雑な心境を明かした。 同作は“大家族”を題材に奇想天外な家族劇が繰り広げられるホームドラマ。仕事がないカメラマンの父・真田実(田辺誠一)、華はないが家庭的な妻・恵(光浦靖子)、8人兄妹の長男で、家計を支える真田一男(神木隆之介)、末っ子だけが見える先妻の幽霊・メグミ(広末)ら11人の家族の抱える悩みを描きながら、大家族だからこそ生まれる絆を紡いでいく。
2011/10/17