人気アイドルグループ・AKB48の“公式ライバル”としてアイドル活動を行う乃木坂46（ノギザカフォーティーシックス）の公開最終オーディションが21日、SME乃木坂ビルで開催された。乃木坂46の第1期メンバーに36人が決定し、同時に暫定選抜に16人が選ばれた。暫定選抜のセンターに立った吉本彩華（15）は「ライバルは板野友美さん」、桜井玲香（17）は「AKB48はみんなライバルですが、特に江口愛実さん」と話し、会場の笑いを誘った。

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　自己PRと歌唱審査が行われた同オーディションには、ソニー新人発掘史上最大の応募総数3万8934人の中から最終審査に残った56人が参加。最終審査では、即興で句を読む参加者や特技である空手の技、クラシック・バレエで鍛えた柔軟な体を披露するなど、それぞれアピールした。

　オーディションでは、暫定選抜のフロント5人に選ばれた桜井が「いろんな表情ができる、ファンの人を飽きさせないアイドルになりたい。センターを狙って行きたい」、秋元真夏（17）が「男女問わず愛されるアイドルになりたい！」と意気込み、市来玲奈（15）は「世界大会にも出場した競技ダンスで、魅せるダンスを身に付けたから乃木坂46でも活かせると思う。日本だけでなく世界で活躍したい」と夢を語った。

　このほか、元ももいろクローバーのメンバーとして活躍した柏幸奈（16）は「ももクロでの活動が、乃木坂46でも活かせると思う。演技も頑張って行きたい」とアピールし、メンバー最年長21歳の岩瀬佑美子は「フレッシュさには欠けるが、セクシーさと大人の余裕があるから負けない」と語り審査員にSDN48のオーディションを勧められるも、見事メンバー入りを果たした。

　合格者は10月からテレビ地上波で放送予定のバラエティー番組に出演し、ソニー・ミュージックレコーズよりCDデビューが決定している。