| ベストアルバム第2弾『BEST〜second session〜』(06.3/8発売)が、初動で98万枚という高記録をたたき出し、自身としては初の初登場1位を獲得した倖田來未。2週目で軽くミリオンを突破し、前作に続き2作目のミリオン・アルバムとなった。 同作は、昨年12月17日に発売した「you」より12周連続発売したシングル曲に新曲を加えたもの。前代未聞の12周連続、世界各国の衣装に身を包んだ12枚のジャケットや、盛りだくさんの購入者特典、12枚の背帯とジャケットはつなげると、1枚の写真になるという遊び心も満載で、大きな話題を振りまいた。 | ![]() |
倖田來未の大ブレイクの要因として、同性からの大きな支持が挙げられる。ブレイクまでの道のりを自ら「下積み時代」と呼び、その間の努力を隠さない彼女の率直さは、多くの女性の共感を呼び、身近なポップアイコンとしての位置を確立。また、まずはアーティストとしての基盤を確立させ、その後に魅力的なキャラクターを見せていくというプロモーション展開も大きく奏功した。
第1弾のベストアルバム発売以降、メディアの関心が一気に高まり、露出は大幅に増加。その最中にシングル12作連続発売という話題性、しかも年末年始は音楽アワードや音楽番組の特番が相次ぎ、それらに常連として出演する倖田來未の知名度は、その親しみやすいキャラクターも相まって、雪だるま式に膨らんでいった。
あれほどの個性を持つだけに、一見回り道のような気もするが、要は倖田來未というブランドイメージが、本人も含めたスタッフの中に明確にイメージされており、それを一般的にも認知、定着させるための一貫したプランニングを行い実行に移したことが、今日のブレイクにつながったと言える。そしてそれを支えたのはアーティストとスタッフとの揺るぎない信頼関係である。

2006/04/12
