「ORICON STYLE」が発表したオリコンシングルチャートで、“フォー”でおなじみのレイザーラモンHGの「YOUNG MAN」が26位に初登場！　過去お笑い芸人の作品は数多くリリースされたが、カバーでデビューするのは極めて珍しいことで、それだけにこの初登場26位は立派な記録と言えるだろう。

　この曲のオリジナルは、78年のヴィレッジ・ピープル「Y.M.C.A.」。同曲を西城秀樹が79年に日本語版カバー「YOUNG MAN」として発売、当時5週連続No.1、そして累積売上も80万枚を突破する大ヒットとなり、日本における洋楽カバーの代表格となった。また同時に「Y.M.C.A.」もTOP10入りを果たし、79年度洋楽シングル2位を記録した。こうした名作の新たなカバー発売で、名曲が27年ぶりに上位進出を果たすことになった。

　今作は、日本語訳詞はHG自ら担当。“Fu-”、“セイセイ”、“バッチコイ”など、自分のネタも散りばめつつ、また、“男なら腰を振り”、“腰グランドハイ”、“全ての道は二丁目に通ず”など、HG節全開な歌詞で、前向きでポジティブな楽曲に仕上げた。

　また、プロモーションビデオやダンス振り付けビデオ収録のDVD付いており、HGとRGの解説や、メイキングシーンなども楽しめる。