1970〜80年代、日本のミュージック・シーンに訪れた “シティー・ポップ” と呼ばれたムーヴメントについて語られる際に欠くことのできないシンガー・ソング・ライター岡本一生が、1978年7月25日にリリースした『ムーンライト・シンギィング』と1980年4月30日にリリースの『ムーンライト・ミステリー』2タイトルが本日12月16日同時配信された。
■『ムーンライト・シンギィング』岡本一生の1stアルバム。坂本龍一(Key)、細野晴臣(Ba)、鈴木茂(G)、佐藤博(Key)、林立夫(Dr)、後藤次利(Ba)、山下達郎(G/Perc)、羽田健太郎(Key)と、錚々たる面々がこのアルバムのアレンジや演奏に参加、今となっては考えられない豪華な演奏陣が作品に彩を添え、超貴重な「隠れたCITY POPの名盤」として評価の高い1枚。
■『ムーンライト・ミステリー』岡本一生2ndアルバム。チャクラの小川美潮やアン・ルイスがレコーディングに参加しAORなシティー・ポップ・アルバムに仕上がっている。レコード・ジャケットは、大瀧詠一『A LONG VACATION』に代表される”リゾート・イラストレーション”で多くのアーティストのジャケットを手掛けた永井博が起用されている。
松原みきの「真夜中のドア/stay with me」が世界的に注目されてる様に70〜80年代のジャパニーズ “シティー・ポップ”が国内外で再評価されている。岡本一生も再評価されるべきアーティストである事をこの作品で確認して欲しい。
■配信リリース情報岡本一生/『ムーンライト・シンギィング』岡本一生/『ムーンライト・ミステリー』2020年12月16日(水)配信開始

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